自宅拠点の増設と本尊の増刷。経机や過去帳の販促の意図を探る。

顕正会が「自宅拠点」を野放図に量産する旨の方針を新たに打ち出し、

そのことが早速、ウォッチャーを中心に各所で話題に上っている模様。

後続になりますが、改めて当方でも見解を記しておきたいと思います。

平成25年、12月度総幹部会にて。

まず、問題となっている事案について再確認するため、

12月度総幹部会の会長講演より該当箇所を絞ってピックアップします。以下。

今後の自宅拠点においては、すべてを非公開といたします。

(中略)

自宅拠点の御本尊下附を進めたいと思っております。

(中略)

すべては、今後の広宣流布を大規模に着実に進める準備であります。

以上。かなり省きましたが、要点は上記に集約されると思います。

なぜわざわざ非公開にするのかといえば、それは、法華講員からの訪問を防止するための具体策として、住所を公開しないという措置が取られたものと思われ、

このことについては、山門入り口さんのブログでも同様の指摘が行われました。

目論見の根底には、「営利」。

また、活動家会員の減少という会の現況と逆行し、会館が次々と建設されていることもあり、

いよいよ、財務も首が回らなくなってきたものと思われます。

利益確保の構図は至って単純で、

拠点の増設=本尊のばら撒き→(※ここで需要が発生!)→必要となる仏壇を始め、各種仏具の斡旋、販売。

つまり需要を意図的に作り出し、それを埋めるため、会が確信犯的に供給することで利益を生み出すことが狙い。

実際に会長は、同会の席上で、「経机や過去帳」の斡旋についても抜かりなく言及していることから、

ただでさえ少ない会員から、更に財産を搾り取ろうとしている腹が見え見えです。

このことについて、ウォッチャーの重鎮の一人、セロリさんは、

自分は、今回の浅井会長による経机のすすめは、顕正会員のなかで、

「御本尊様を自宅に招くには私には恐れ多い」

と真面目に考える方を、少しずつ御本尊安置に導いていこうという考えからかもしれない、と思いました。

何を隠そう自分自身が、
顕正会で経机を購入したことでリンが欲しくなり、
顕正会でリンを購入したことで三具足が欲しくなり、
顕正会で三具足を購入したことで、今度は小さな仏壇が欲しくなり、仏具屋で購入しました。
顕正会での最後の4年くらいは、空っぽの仏壇に向かって勤行をしていたのです。

というわけで、自分が日蓮正宗に入信してから御本尊安置までは2週間だったのですが、全体的には、仏具を揃えて毎日学会版偽本尊を拝んできた元学会員に比べたら、やはり遥拝勤行を続けてきた元顕正会員のほうが、御本尊安置に対して腰が重いように見受けられます。

人数集めと金儲けのために、やがては浅井会長は、全顕正会員に御本尊下附する計画なのかもしれないと自分は思っております

と、ご自身のブログで指摘。

確かに、顕正会員の感覚からして、現状、御本尊を自宅に安置するということに対して、

信条の面で「抵抗」が生じ、そんなこと急に言われても正直腰が重いという会員がほとんどでしょう。

まずはハードルの低いところから、つまり「経机や過去帳」を用意させ、次第に仏壇、本尊と物欲のエスカレートを狙っているものと思われます。

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↑ 一式揃えるとこんな感じ。

これは「ローボール」→「コミットメントの一貫性」の心理作用を利用した、物販におけるテクニックの鉄板。

今回の会長からの提案の本質の一つには、

従来の顕正会の「本尊への扱い方」に関わる信条の転換の画策。

その端緒を切り拓こうする、営利目的の戦略的意図に基づいた試みに他ならないでしょう。

Twitterでの反応(一部)

余計に本尊の「幅数」が合わなくなるね。

して、気になるお値段は?

偽造入信報告書の量産に拍車がかかる!

当方において、会では前々から入信報告書の偽造が行われており、(折伏成果の虚偽報告)、

法戦における成果、更には、公称会員数を「水増ししている」という紛れもない事実について、度々指摘して参りました。(※参照リンク↓)

顕正会の【会員数】について。捏造された「200万」。

この方法というのは、自宅拠点に限って可能な犯行であり、今回の自宅拠点量産の会側の本意というのは、その首謀者の絶対数を増やすことにあるのではないかと睨んでいます。

しかし、アンチの諸氏もこのことについては、若干、トーンが低いように見受けられますが、

あえて当方では声を大にして言及したい。

まだせっせと入信報告書偽造して消耗してるの?

それって楽しいの?

あんたの人生それで良いの?

もう布教の成果に下駄を履かせなければ、会員のモチベーションを維持できないという、負のスパイラルに陥った顕正会。

嘘に嘘を重ねて、塗り固めていった結果、その嘘はいつの間にかとんでもなく肥大化し、隠しきれず露見してしまっている。

しかし、それでも尚、それを続行し、拡張し、走り続けなければならない現在の自転車操業的な状況に、打開策はあるのでしょうか?

浅井会長は、紙幣を際限なく刷り続ける、安倍、日銀、二人三脚の金融緩和政策に烈々と批判を加え続けていますが、

本尊を際限なく刷り続ける浅井会長に、そもそも、そんな人の事を言えた義理ではないはず。

今後アンチサイドから、更なる批判の声が当てられることは想像に難くありません。

今回の逮捕事件に対する、元顕正会員諸氏(アンチ)の声まとめ。
平成27年10月5日。未成年者誘拐の罪で警視庁公安部に顕正会員が逮捕された件で、webに上がったアンチの声を集めてみました。
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『自宅拠点の増設と本尊の増刷。経机や過去帳の販促の意図を探る。』へのコメント

  1. 名前:まー 投稿日:2016/02/03(水) 10:24:58 ID:76c4e7aaa 返信

    学会方式になるって感じでしょうか。
    本尊についてはもう学会を批判できませんね。

    • 名前:ミミ 投稿日:2016/02/03(水) 23:34:30 ID:76b6b476c

      まーさんへ
      こんばんは(^^)
      そうですね。とはいえ、批判できないにも関わらず、粗探ししていちゃもんつけるのが浅井さんですがw
      真っ当な批判なのではなくて、批判の対象そのものが必要だからするのでしょうね。

  2. 名前:唯ちゃん 投稿日:2016/02/03(水) 20:28:34 ID:fb1512915 返信

    すでに自宅に自宅に本尊のある幹部は末端の会員にまで 本尊を置くよう強制的に推進すうようになるのでしょうか?経机や仏壇も揃えなければいけないような 方向性になるのでしょうか?動画サイトをみるとかつて一緒に活動したことのある武断派の人がどんどん出世して大会で登壇してますが そうやっておとなしい会員をいじめるんでしょうか?いい加減にして欲しいです。

    • 名前:ミミ 投稿日:2016/02/03(水) 23:36:49 ID:76b6b476c

      唯ちゃんさんへ
      こんばんは(^^)
      組織構造がピラミッド型のヒエラルキーで、尚且つ、選民的な自意識や、偏狭な宗教観が、内部の体質を作り上げているのでしょう。
      どうにもならんですねw

  3. 名前:いおなずん 投稿日:2016/02/04(木) 07:53:00 ID:439058487 返信

    先日、セロリさんのサブブログ「顕正会マニアのひとりごと」にコメント入れた内容ですが、昨年の春ごろ、顕正会の友人より自宅拠点の開設を勧められました。

    御承知の通り、その当時”顕正会未活動者”であり役職も組長でありました。

    自宅拠点開設は副長クラスからだったと思ったので、「冗談だろ」と受け流したのですが。

    自宅拠点=御本尊下附ですからね。

    顕正会も学会と同じ道を歩むのかと思いました。

    • 名前:ミミ 投稿日:2016/02/06(土) 00:16:03 ID:e923689e7

      いおなずんさんへ。
      こんばんは(^^)
      みぞれさんの当該記事は拝見しました。
      組長に対しても拠点の打診があったとは。
      とことん学会の後追いに徹するかのようですね。

  4. 名前:あれ 投稿日:2016/02/04(木) 14:27:07 ID:6a42f719c 返信

    ご本尊配布って、まるで創価学会のようになってきていますね。浅井さんの拝金主義に拍車が掛かると思います。

    顕正会が正々堂々としておられるのなら自宅拠点の情報を非公開にするのではなく公開したままでもいいのではないかと思います。また、顕正新聞も一般向けに販売する姿勢も見せた方がいいと思います。
    正々堂々という割には影でコソコソしているのが顕正会。
    顕正会には創価学会や法華講の方と話す度胸と技量がないのでしょうね。

    • 名前:ミミ 投稿日:2016/02/06(土) 00:22:13 ID:e923689e7

      あれさんへ。
      こんばんは(^^)
      「小手先の小細工は用いない」との名言はどこへ行ったのやら(^-^;
      いままで通り、公開と非公開があって良いと思いますけどね。非公開増設と同時に公開も積極的に設置していくというのであれば、まだ救いようがありますが。
      そうせざるを得ない、斜陽教団の苦肉の策というのが今回の件の本質なのでしょう。