昨日、班長会の参加人数の推移について記事を書きましたが、
「そもそも班長会とは何だろう?」
という方も、多いと思うので、「班長会」の意義と内容について、僕の知る範囲で説明したいと思います。
班長会とは、月末(月初に被る場合もある)に、「男子部」「女子部」「婦人部」の3者に分けて、1日毎に行われる「月例行事」です。
開始時刻は19時。メイン会場は大宮の本部会館。地方会館では、同時中継が行われており、基本的には所属組織ごとに決まった会館に参集します。
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内容の概略~男子部編~
・開会にあたり、代表役員兼、理事長兼、総男子部長の「浅井城衛氏」の唱導による「勤行」が行われます。(15~20分程度)
・勤行を終えると、威勢の良い司会者の挨拶によって班長会は開会されますが、その際の拍手がとても長いので、手の平が痛くならないように気を付けます。
・まず、始めに「体験発表」。通常2~3名程度が割り当てられます。登壇発表終了ごとに拍手。
・続けて、「活動報告」。通常2~3名程度が割り当てられます。登壇発表終了ごとに拍手。
・ここで、「現状における各部の折伏成果と誓願(ノルマ)に対する達成率」が発表されます。これを一生懸命メモしている会員が多いのですが、何のために書いているのかさっぱり意味がわかりません。
・続けて、「代表決意」。通常2~3名程度が割り当てられます。登壇者は現在勢いのある「第〇部長」各位です。やけに皆さん「ドスのきいた声」で原稿を読み上げます。話の内容は、浅井会長の直近の指導を反復し、それについて、「その卓越した御見識にただただ驚嘆する他はなく!」といった具合に、誇大表現を付加した会長の讃嘆が繰り返されるのみです。登壇発表終了ごとに拍手。
・最後に、浅井城衛氏の講話があります。講話といっても原稿を棒読みするだけです。代表決意と違い、落ち着いた物腰で読み上げますが、その内容は、浅井会長の直近の指導を反復し、それについて、「その卓越した御見識にただただ驚嘆する他はなく!」といった具合に、誇大表現を付加した会長の讃嘆が繰り返されるのみです。
・拍手。もう手の平は悲鳴をあげています。
・ここで「時ぞ来たりぬ」合唱。「時ぞ来たりぬ」のテープが爆音で流れてきますので、それに合わせて手拍子をします。手拍子のリズムがズレている人がやけに気になります。
もう手の平は限界です。
・司会者による威勢の良い、「閉会の挨拶」によって、会は締め括られます。
危機的状況に陥っている手の平を慰めつつ、一旦、ここで開放感を存分に味わっておきます。
・次に、各組織ごとの打合せが行われます。
まず「部」で集まり、その後「隊」で集まり、その後「総支隊」で集まり、その後「支隊」で集まり、
といった具合に、何度も集まるので、30分くらいはかかります。
散々、各上長に煽られた後、
ようやく、帰路に着ける、といった次第です。
安心していたのも束の間、上長より「本日の班長会の自分の組織の参加者の名前と人数を報告して下さい」というメールが、追撃するかの如く送られてくるので、油断していられません。
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参加資格について
「班長会」という名目にも関わらず、実際には「班長」ではなくとも参加はOK。
むしろ、最近では班長以下の会員の参加も積極的に推進しています。
これは実際に、僕が班長として活動している時期に、
「自分の組織の人を一人でも多く参加させて、会の熱気に触れさせることが大事」
「漏れなく組織の者に通知し、参加を促すように」、
と指導を受けていたので、事実です。
なので、勧誘活動に対する意識が少しでもある会員であれば、基本的に「班長会」に参加していることでしょう。
逆に、月一の班長会に出席しないと、仲間から「非活動会員である」とレッテルを貼られることになります。
こういった事情から、「活動家会員の実数」と「班長会」の参加人数とは、
ほぼ一致するのではないかと考えています。
こんばんは。初めまして。
日蓮正宗信徒で、都内の末寺に所属しておりますユタと申します。
顕正会では、本部会館を拠点としておりました。
班長会。実に懐かしいですね。私もよく参加しておりました。
もちろん、積極的にではありません。皆が出るから自分もなんだという程度でした。
内容は概ね管理人様の仰る通りですが、私が参加していた頃(今から6年以上前)、既に19時前には勤行をしていたので、実質的なフライングだったと記憶しています。
私も前の席には座りたくなかったので、わざと遅れて行きました。
皆が東武野田線で向かう中、大宮駅東口から出ている東武バスに乗ると、上手い具合に『遅刻』してくれるんですね。
無論、遅刻理由を「バスが遅れたから」にできるわけです。
今回の記事を読ませて頂いて、そのような思い出が蘇り、つい書き込みをさせて頂いた次第です。
失礼致しました。