私は顕正会を辞めて法華講に移ると、すぐに前ブログを立ち上げました。
その頃は「顕正会を徹底的に叩きのめしたい!」というような、「アグレッシブ」な精神状態でした。
勿論、現役会員さん達に対して「会の矛盾点を教えてあげたい」という強い気持ちは今も尚、変わらずに持ち続けています。
しかし前ブログ開設当初はというと、「顕正会憎し!」といったような感情が私の心を支配していて、一言で表現するとそれはまさに「パラノイア的ブログ」でした。
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偏執的な「破折サイト」の需要は非常にニッチ。
「パラノイア」というのは、一種の異常精神状態で、言い換えると「偏執病」です。
1 かたよった考えをかたくなに守って他の意見に耳をかさないこと。
2 他をねたましく思うこと。
上記が「偏執」という言葉の意味ですが、「パラノイア」というのはこれらの傾向が病的なまでに強い気質の方のことを指して呼ぶようです。
日蓮系ブログのほとんどは自宗を是、他宗を否とする視点で書かれているものばかりなので、それらは言ってみれば「パラノイア的ブログ」なんですよ。
教義理解のない一般的な方々から見れば宗教戦争でしかありません。
第一、難しい言葉ばかりで何が書いてあるのかさっぱりわからないと思います。
前ブログの、特に前半のエントリーではパラノイア感をプンプン臭わせてしまっていました。
しかし、ある時「ハッ」と気づいたんですね。
そのような情報の一体どこに需要があるのか?ということを。
顕正会のこと調べる人の多くはノリにのったバリバリの宗教活動家ではありません。
実態はその周りで迷惑を被ってる方々がほとんどなんです。
「顕正会とはどのような団体か?」
「身内がハマってしまっていて…辞めさせるにはどうしたらいいんだろう?」
顕正会について純粋に情報を知りたいだけというのが本音であるはずです。
ところが会の公式ホームページは数年間更新されておりませんし、現役会員も会の情報提供には積極的ではありません。
更に、検索で上位表示されるまとめサイトなどは部外者が表面的な情報を拾い集めて作られたものばかり。的外れな内容のものが多く散在している実情があります。
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「破折」よりも情報提供。
このサイトにおける方針は、当該会問題に対するソリューションとなるようなエントリーを増やしていくことです。
顕正会員の思考や行動パターンについての心根や信条といった深い部分まで読者さんが理解することで、より具体的な解決方法を見い出して頂けるような内容の記事執筆に努めていきます。
私は今、そのようなサイトの構築こそが実際に会で活動した経験者として、顕正会の問題に喘ぐ多くの方々に対する最大のアプローチではないか?と考えています。
「こっちの方が正しいんだよ!」「あんたら絶対間違ってるよ!」
といった強い批判のスタンスでは、伝わるものも伝わらないはずです。
情報提供なり疑問提起にできるだけ止めておいて、もし個人的に連絡をくださる方がいらっしゃれば、そこからもっと踏み込んだ話もできることでしょう。
偏執的にならず、「等身大に」「ありのままに」。顕正会の話題を中心に、書きたいことを書き、伝えるべきことを伝えます。
私にしかできないことがあると信じています。
ミミ様
こちらでははじめましてですね。
新しいブログの出発おめでとうございます。
顕正会に迷惑した人がこのブログを縁にして、少しでも日蓮正宗での信仰に入ってくれればいいなあと思っています。頑張って下さいね。