顕正会を脱会したその後。宗教漬けだった20代を振り返ってみる。

顕正会を脱会したその後の元信者の身の上について気になっておられる方は多いと思います。

特に顕正会を辞めたいけど罰が怖くてやめることが出来ず悩んでおられるケース、

そういった二の足を踏んでいらっしゃる状況の方におかれましては、まず探し求めるのが、

突然消息を絶った大幹部、共に同じ組織の中で活動していた同志達、あの人の今は一体…?

等の情報ではないでしょうか?

もしくは教団の実態や洗いざらいの暴露話かもしれませんが…

僕はあいにく顕正会の有名な元大幹部ではなかったわけですけど、今日は、僕という一個人における、宗教に始まり宗教に終わったぶざまな20代をざっくりと振り返ります。

なぜ、今回改めてこういうものを書こうとの気持ちに至ったのかというと、

このブログには相当数、投稿記事の蓄積がありますが、それぞれ取り扱っているネタが断片的なものであり、「そういえば活動家時代の大局を俯瞰できる様な内容のものって無いよなぁ」と気付き… あとは先に述べた通り、なんとなく情報としての需要がありそうだからです。

20代全てというと、顕正会に入信した当時から回顧することになりますが、そこも含めて全体の流れを追って見ていきます。

少々足早に参りたいと思いますので、お付き合い頂ければ幸いです。

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ミイラ取りがミイラに

僕を宗教の世界に引き込んだのは、当時お付き合いしていた彼女でした。

父が大の宗教嫌いであり、その親の元で育った僕も宗教には大変ネガティブなイメージを持っておりました。

なので最初、顕正会の勧誘を受けた時は酷いアレルギー反応を起こしましたが、当時のお相手は顕正会の中でも「組長」という役職で、つまり幹部という訳ではなく「底辺の末端会員」であったこともあり、自身の信仰について浅い理解しか無い様子でした。

それなので

「自分が顕正会を独自に調査して、悪い部分を見つけ、きちんとそれを示して説明ができれば辞めさせることも可能なのでは?」

といった考えが浮かび、それよりは顕正会との間に「みえないの壁」を作ったつもりで接近し、

実際にビデオ放映や会合などに参加してみる事にしたのでした。

今考えれば、これは大変危険な行為ですので良い子の皆さんは絶対にマネしないでくださいw

そうこうしてる内に、とあるビデオ映像への参加中、遂に「覚醒(?)」してしまい、

その勢いのまま、泣けなしの金銭から、どうにか「本部会館までの定期券代」を捻出、

気づいた頃には毎日会館へと通い詰める程の熱血信者へと変貌していたのでした。弱冠二十歳。

顕正会活動家全盛期

その後は成人式への参加を機に、男子部へと正式に配属され、当初一年間程は平均して週に三人くらいのハイペースで友人知人を立て続けに勧誘。

専門学校を卒業したばかりのその頃僕は豊富な人脈に恵まれていて、一生ものである大切な沢山の人との繋がりは、その一年間でほとんど崩壊に至りました。

もちろん東京の友人関係だけでは顕正会の苛烈な勧誘ノルマの達成には届かず、

地元の友人達にも勧誘の手を伸ばしたので、そちらの方も壊滅。

もう手当たり次第って感じで、学生時代全然仲良くなかった友達などにも、

「俺とお前って大して仲良くなかったのに何でいきなり飯?」

と言われながらも無理やりに会って勧誘したり、

研修でちょっとだけお世話になった講師の方などにも、貰った名刺に記載されてる電話番号にかけて食事に誘い、勧誘。

「ビジネスの話かと思った」

と、がっかり&激怒させたり。

要するに、社会に毒を撒き散らしながら良い汗をかいていた人生最悪の期間が20〜23,4歳くらいまでとなります。

フェードアウト期

その後少し活動も安定期(?)に入り、勧誘のペースは減ったものの、依然として顕正会に対しては強い帰属意識を持ち続け、やはり勧誘なども新しい職場で出会った人などを対象にコンスタントに行っておりました。

この頃盛んな活動が徐々に穏健化していったのは、たまたま過酷な労働環境に身を置く羽目になったからです。

残業は軽く100時間を越え、その半分程度はサービス残業、職場までの距離もあったため、通勤時間も含めると活動に充てられる時間がかなり限定されていました。

結果として、その時期が丁度顕正会への熱を冷ます意義深い期間となったに違いないのですが、

それでも20歳という多感な時期に植えつけられた超強力なマインドコントロールの呪縛からは解き放たれるべくもなく。

逃げるように転職先を決めたは良いものの、「活動最優先」という条件で新しい職場を選んでしまったのでした。

その詳細については昨日の記事内容の通りです。

(※参照リンク 仕事辞めました。人生の仕切り直しです。)

顕正会から日蓮正宗へ!期

さて、新しい職場もさることながら、その頃に会の方で配属されていた組織も比較的「ゆる〜い」特色で、活動以外にも様々な自由時間を確保する事ができました。

旅行へ行ったり、PCを弄ったり、料理をしたり、植物育てたりetc…

なかなか人間的な生活を送れるようになり、

中でも思い出深いのは、妻と、飼い猫2匹と近くの河原のほとりの遊歩道へ毎晩散歩に出かけた事です。

星空を見上げながら深呼吸をし、妻と顕正会のおかしなところについて落ち着いて話合う中、少しずつですが、徐々に顕正会に対する「フツーに考えればおかしいよね」なところを頭の中で整理する事ができました。

まもなくして妻は顕正会から日蓮正宗へと移籍。

「浅井先生大好き!」だった僕は数ヶ月しぶとく残り続けましたが、よくよく考えれば

「だめだこりゃ!」

な顕正会とはサヨナラして、やはり僕も日蓮正宗へ。ヨワイ27歳。

日蓮正宗活動家期

「ちょっと日蓮正宗のお寺を覗いてみようかなぁ」と割と軽い気持ちで家からさほど遠く無い寺院に

「たのもーー!!」

したところ、(本当はそんなこと言ってません)仏間に案内され、住職さんと話になり、

大して色々見て回ってもいないのに何となく「ここが良いかな」と思った僕は、後日再度寺院を訪れ、そこの支部の一員になりました。

この頃から、当ブログの前身(?)であるFC2の無料ブログをスタート。

割とカスタマイズ性が高いサービスで記事執筆の傍ら、スタイルシートなんかをちょこっと弄って遊んでいました。

総本山大石寺は累計で何回行ったかは良く覚えてませんが、改めて数え直すのも面倒だし、多分活動家期一年の間に6〜8回くらい行ったんだと思います。

月一の御講にも欠かさず参加、その他行事もできるだけ参加。

地域の会で体験発表したり、ボランティアで大きな会合の警備員やったり、扇子を振る練習したり、宗内機関紙の取材を受けたり、なんか良くわからないけど短期間で色々やりました。

あとは時間があれば顕正会員をハントすることに勤しんでいました。

「Hey!偽物の顕正会をやめて僕と一緒に本物の日蓮正宗に来ないか!?」

アウトプット、自己研鑽期

今までが「インプット期」であるならば、言わば20代最後の2年間は「アウトプット期」です。

日蓮正宗の寺院へはさっぱりと行かなくなったので、これまで以上に沢山の時間を自由に使える身となりました。

そこで、今までの経験を元に当ブログを通し、顕正会のこと、日蓮正宗のことを中心に様々なことを書き綴ることにしたんです。

「タダじゃ転べない」思いもあったので独学でSEOなども勉強し、運営しばらくして月間8万PV(現在も)くらいのサイトになり、なんだかんだ累計ではもう少しで200万PVになりそうな感じです。

それからたくさんの本を読みました。自分的には一時期浴びる程読みました、といってもスピードはノロノロですが。

宗教活動に多大な時間を費やしてしまい、本来宗教に傾倒していなければ当たり前の様に学ぶべきであった、「教養」の補填をするためです。

宗教学の本も色々と読み、ある程度宗教というカテゴリーを俯瞰できるようになると、せまーい、せまーい価値観の中でぐるぐる回っている事が何と何とあほらしーことかと、切実に感じます。

宗教をリアルタイムでやってる人も、宗教を辞めた人も、まずは宗教についてまともに勉強してみる事を強くおすすめします。

サッカーを上達させたいのに「スポーツって何?」

カレーを美味しく作りたいのに「料理って何?」

って言ってたらお話にならないように、細部だけ眺めてるのではなく、まずはカテゴリー全体について知ってください。

我見とか、様々なわだかまりを捨てて、是非、素直な心で勉強してみてくださいね。

街全体の構造を知りたければ、歩いて回るよりも、上空から眺めた方が圧倒的に早いんです。

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その後…

20歳の顕正会成人式あたりから宗教に没頭し、宗教漬けであった20代。

そして迎えた30代はとにかく仕事を充実させたいと思います。

30代は仕事漬け。

望むところです。

奇しくも、そういった今後の方向性について強く決断するに至ったのが、ちょうど30歳の誕生日辺りの出来事でした。

ということで、顕正会を辞めようかなと二の足を踏んでいる方、少しは参考になりましたでしょうか?

なった!という方も、ならなかった!という方も、これだけは最後に申し述べておきます。

「正しいのかどうか?」が気になるのでしたら、先ほどお伝えしたように「教学」ではなく「宗教」を勉強してください。

そのあと教学を学びたいのであればご自由にどうぞ。

あとは、学生さんだったら勉強、お父さんだったら仕事、とか社会的に自分に与えられたことを一生懸命やるのが正解だと思います。

もっとも、当たり前のことなんですが。

もし好きなことがあるのでしたら、「顕正会がどう」あるいは「創価学会がどう」とか、それでは「日蓮正宗ならどう」とか、そんな事にかかずらってないで、是非好きなことに熱中してください。

迷える多くの大石寺教信者の方々が幸せになれますように!

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