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なぜ辞めたのか?
唐突ですが、この度5年以上お世話になった職場を退職することになりました。
クビになった訳ではありません、自主退職です。紛らわしい画像使ってすみません。
僕が仕事を辞めた理由はズバリ「転職」です。
そこで今日は、なぜ転職しようと思ったのか?
また今後の事や、そこに伴う切実な心中などを吐露してみたいと思います。
私事で恐縮なのですが、実はこれ、僕が約7年間に亘って「顕正会」に傾倒してしまった過去が大きく関係しているので、当ブログらしく、そういった内容も絡めてお話をさせて頂きます。
背景や経緯から順にお伝えしていきたいと思うのですが、まずは簡潔に本記事の主旨を明らかにしておきます。
僕は過去、顕正会活動によって自身の仕事に対する価値観や、向き合う姿勢が大きく歪められてしまいました。
これまでの職場は、会での信仰心によって形成された価値観、それに基づいて主体的に選択した職場でした。
しかし現在、カルト宗教の支配からは解放され、終末思想や、活動第一主義的といったカルト特有の極端な考え方とは無縁の生活を送っております。
なので、まだ顕正会員であった就活当時の価値観と現在の価値観。
その間には大きな差異、乖離が生じて当然なんです。
そこで、今の僕が仕事に対して求めるものと現在の労働環境のミスマッチを解消するため、思い切って転職を決断するに至りました。
ざっくりですが、以上が概要となります。
これから何をするのか?
で、今後なのですが、
「ITエンジニア」
になろうと思っています。
いや「思っています」ではなく、「なります!」
今までは食品関係が主でしたし、前職は製造業だったので、全くの異業種、畑違い、という事になります。
年齢ももう30です。
茨の道であることは重々承知しております。
元々理系の大学などを出た訳でもなければ、PCを触る業務に携わっていた訳でもありません。
なのでほぼ一からの勉強という事になりますが、すでに覚悟を固めています。
今年の初頭くらいから徐々に勉強を始め、現在退職に伴う有給残日数の消化期間中なのですが、8月の下旬から学校に通う予定でして、就職についてはまだ先の話になります。
随分長らく記事の更新をしていなかったのは勉強に忙しかったためです。(今後はもっと忙しくなりそうですが)
当ブログの前回の更新日を改めて確認したら、もう5ヶ月近くも前でしたね!
時間が経つのは早いですねー!ちょっとびっくりしてしまいました。
とにかく、勉強、勉強、勉強の毎日です。
これまでの労働環境
あまり悪くは言いたく無いのですが、前職における労働の内容といえば、それは全く潰しの効かない様なものでしたし、管理側も社員の教育には無関心でした。
自分の市場価値が上がらなければ、もちろん昇給も望めませんから、給与額も入社当時から一定。
一方、社内ではコストを下げる為、人員は大幅に削減され、一人頭の仕事量は増える一方。(もちろんこれは現在多くの職場が直面している状況なのかもしれませんが…)
将来への不安は募る一方でした。
何故?そのような職場を選んだのか?
それは、僕がまだ顕正会員であった頃、
「如何にご奉公(活動)の時間を確保できるか」
といったことが第一条件で、その他の要素、つまり業務の内容ややりがい、適性といったものは度外視して選んだ職場でした。
その意味ではぴったりの職場で、早ければ定時、遅くても19時くらいには退社できる環境でしたし、土日祝日は例外なく完全に休日で、長期休暇も世間一般のカレンダー通り、そこそこ長く取得することができました。
ただし業務については、正直意欲的に取り組めるものではなく、また社内全体も意欲的に取り組む気概を失った雰囲気が蔓延していて、無意味な古い価値観が因習のようにしぶとく残り続け、刷新される兆しは見えない状況。
例えば、15年前のカレンダーがそこら辺に貼ってあって誰も剥がさない(剥がす事に誰も意味を見出さない状況)というと、何となくビジョンが沸くものかと…
辞める旨を他の従業員に伝えると、心のある数名の方から
「こんなところ続けててもねぇ…(どうしようも無いよね…)」
と言ってくれた時点でお察しです。
ただ、それでも僕は当時、めちゃくちゃハッピーでした!
何と言っても「ご奉公する時間がたっぷりある!」んですから!
この一事だけでも十分僕の需要を満たす、最適な職場でした。
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カルトによって歪められた仕事観
宗教活動に没頭してしまうと、その度合いにも大小あるかとは思いますが、世間一般の価値観からはどんどん遠ざかっていってしまいます。
活動さえできればそれで良く、しかもその活動によって、本来は日々コツコツと積み上げていかなければ得られないようなものでも、その宗教の「フシギなお力」によって一足飛びに成就してしまうような錯覚に陥ってしまいます。
本当は冷静に向き合わなければならない問題であったとしても、宗教活動によって解決できるものと信じ、優先順位が狂ってしまう、大事なことがなおざりになってしまう。
結果として、気付いた時にその問題は膨張するだけ膨張し、どこから手をつけて良いのかわからないくらい厄介な状況まで発展していて、その現実を直視したく無いが為に、余計活動へと没頭していく、といった悪循環を生み出します。
あるいは、顕正会において「あと数年で三災七難が起こり広宣流布する」
といった信条は、その信者の将来展望、潜在的可能性を奪うに十分過ぎるほど、奇異で、悪辣なものだと僕は思います。
人を厭世観の虜にさせ、人間として、社会の一員としての正常な発展、成長を妨げるのです。
もう限界かもしれない
僕にとっての該当する問題は「仕事」でした。
自ら積極的に市場価値を上げる努力を怠ってきた結果、年齢と共に相対的に収入の値は下がり、仕事外の時間に何かしらのスキルを高めようといっても、時間や範囲がかなり限定されてしまいます。
いい加減そういった環境に日々耐えることは精神的苦痛であり、もはや限界でした。
本当の意味での社会復帰
そうはいっても、一体今後どういった方向性を選択すれば良いのやら…
一年くらい悩み、更に宗教活動に傾倒してしまったブラックな過去から、漠然とした不安もつきまといます。
そんなときそっと背中を押してくれたのは、同じ元顕正会員でブログを書かれている「タカチョーさん」でした。
僕は今、タカチョーさんに出会えた事が、このブログを立ち上げ、運営してきた中における最大の意義であったと感じています。
カルトの支配から解放されたとしても、現実ときちんと向き合うことは本当に怖いことです。
一つ一つ片付けていくことに途方も無い労苦を伴うこともあります。
それでも真っ当に生きる為には逃げてばかりいてはいけないですし、向き合っているように見えて、鳴かず飛ばずのつもりで、なんだかんだ行動せずに居る状態ではダメなんだなーと思いました。
現在はひたすらコードを書いて何かサービスを作ったり(まだリリースするに至ってものはありませんが)、勉強のために知人からHPの制作を請け負ったり、エンジニアを志望する同じような境遇の方と実際にお会いして関係を築いたり、イベント参加への予定を立ててみたり等々、
様々な活動に取り組んでいる最中です。
カルトによって失ったものは多大ですが、「自分のやりたいこと」「自分がなりたいもの」に堂々と挑戦し、加速度をつけて突き進んでいきたいと思います!
ご紹介頂きありがとうございます!
私自身も30歳手前の時点で職業について真剣に悩んだ結果、現在の恵まれた環境に就く事が出来ました。当時はバリ活顕正会員でしたが上長の指導に従わず敢えて自分の主張を貫き通したのが正解でしたね。
これからはミミさん自身の人生を謳歌してください!応援しております!(^O^)b