もの凄いストレートに効果を発揮する方法なため、悪用されないか心配です。
乱用禁止。
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ヘブ博士による実験。
以下、紹介するのは、過去にヘブ博士によって実際に行われたおぞましい実験です。
(※参照 マインド・コントロール)
内容の詳細。
目的…人間のあらゆる感覚を遮断する。
方法…横たわることしかできない、狭い長方形のカプセルに人間を入れ、目隠し、手足を分厚い手袋をはめ、紙の筒で覆う。
耳にするのは「シャー」というホワイトノイズのみ。
結果!
脱落者続出!24時間以上留まることができた人はわずか半数だった。
被験者の症状
・帰宅途中に車をぶつける。
・トイレの場所がわからない。
・ありもしないものが見えたり、聞こえたり。
・幻覚の具体例…風呂桶に浸かった老人が、頭に鉄兜をかぶり、風呂桶ごと原っぱを滑っていく光景が見えた。
森の中のプールに、裸の女性たちが飛び込んで泳いでいる姿が見えた。
ホワイトノイズを音楽や講義の録音テープに変更してみる。
次に行われた実験は、聴覚からの刺激以外の条件を固定したまま、
テープの内容を変えてみるというもの。
被験者に二者択一で選択の余地を与えると、ホワイトノイズよりはマシということで、
皆が皆、新しいもう一方の録音テープを選択。
最初はアメリカ民謡や株式市場の放送、六歳児を対象にした宗教の講話などから始め、
途中から、「超常現象」に関する内容の話に切り替える。
結果!
被験者への影響…今まで、超常現象に興味のなかった者が、突然、図書館に行ってそのことを調べ始めたり、
中には、実際に幽霊が見えるようになった人まで!
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洗脳、恐るべし。
うーん、これは恐い、というか当然のことながら、これを実際に行うとなるとかなり倫理的に悩ましい。
当方では過去にも、
「退屈」で拘束的な環境を設定した上で、特定の情報を与え続けると、
自由な環境におけるインプットと比べ、
そのことについて「8倍以上」の好意性を示したという実験事例を紹介しました。
(※参照リンク↓)
マインドコントロールのやり方。「群集心理・感覚遮断」の応用編。
しかし勿論、人間をその環境に置く為には、前提として「一時的マインドコントロール」が必要なわけで、
上記の実験では、1日20ドルという当時としては魅力的な日給が提示されました。
つまり、至って簡易な方法ではありますが、「希少性」をエサに心理操作が行われたということで、
世間の甘い話には必ず「裏」がある、ということの教訓ですね。
まとめ。
ということで、薬物を投与したり、ヘッドギアを用意したり、脳内ロボトミー手術を施したり、
様々な洗脳技術の中で、最も簡易と思われる手法を紹介しました。
しかし簡易であるということは、拘束しないまでも、近い方法でそれが気付かない間に行使されるケースが考えられるわけで、
興味本位や付き合いなどで、仕方なくカルト宗教や、あるいはそれに類似した物事に関わる際などには、
決して、他者からの影響力の過小評価してはいけないのです。
以下のリンクから、当ブログのマインドコントロールに関する過去記事を一通り閲覧できます。
良かったら参考に。
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