男女が交際を進める中で、擦れ違いやもつれを生む、大きな原因となるのが「価値観や嗜好のギャップ。」
「宗教」は、人の価値観や嗜好の傾向、更には生活習慣に至るまで、その人自身の思考パターンや行動様式を決定づける、根底的な要因です。
顕正会員と「もし恋愛になったら」、
あるいは現在、顕正会員と交際関係にあって(若しくは結婚生活の中で)、問題に直面している。
今回は、想定される問題点や、対処方法について簡単にまとめてみました。
互いの関係を阻む、「宗教・思想の壁」に呻吟する方々の問題解決に、少しでも貢献できれば幸いです。
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Index
そもそも自分が顕正会員だと打ち明けることが困難…
顕正会員が、顕正会員ではない一般の方と交際するケースを考える際、
まず第一に、「自分が顕正会員であることを相手に理解してもらう」という点で、大変な苦労が想定されます。
なぜなら顕正会という団体には「社会的信用」がないからです。「実は…」と打ち明けた途端、交際相手の幻滅は必至。
「顕正会員」という理由だけで忌避されてしまうというわけです。
実際に僕が現役会員時代に見聞きした範囲でも、そういった内容のお話は沢山ありました。
勇気を振り絞って自分が顕正会員であることを打ち明け、折伏したら「振られてしまった」というケース。
更には、「別れ」に加えて「ビンタ」まで頂いた方も‥。
隠し通すのは無理がある。
では仮に、自分が顕正会員であることを隠して交際したらどうでしょう?
始めは良いかもしれませんが、関係を深めてくにあたって、いつまでも隠し通すことは当然無理が生じてきます。
例えば、「お泊り」になった場合を考えてみて下さい。
顕正会員は「夕の勤行」をどこかで行わなくてはなりません。
交際相手とお昼に合流して、そのまま「一夜」を供にした場合、相手に自分が顕正会員であることはすぐにバレてしまいます。
反対に、相手が顕正会員であるかどうかを見破るためには、一昼夜行動を供にしてみれば容易に判明することでしょう。
更に加えて、土曜の夜の夜更かしは禁物。
翌日、7時45分に始まる「日曜勤行」への遅刻というのは、幹部会員にとって許されざる失態です。
日常の生活リズムから、一般人とは大きく異なるわけですから、うかうか夜更かしもできません。
たまたま交際した相手の行動が怪訝であったり、
もしかしたら何か宗教的な活動に傾倒している可能性が見られる場合には、
まずは顕正会員の特徴を知り、これら具体的な項目と照合してみましょう。
(※参照リンク↓)
顕正会信者の「5つの特徴」。あの人は顕正会員かもしれない…。
恋愛自体が「魔」という組織も
組織によって、様々ですが、
中には、「恋愛自体」が「魔になるから」という理由で、「別れ」を命じられることがあるようです。
(※参照リンク↓)
特に、相手が顕正会で信仰することに「反対」していたりする場合、
組織の上長が「恋愛を認めない」というケースが多々あります。
ただし、恋愛の自由度や許容範囲というのは、所属の組織の上長の一存で決められているといっても過言ではありません。
男女関係について、会全体で決まりのようなものを制定しているわけではありませんので。
比較的寛容な組織もあれば、自由を認めない窮屈な組織もあるので、一概には言えません。
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顕正会員と「お付き合いする側」の立場から
では次に、もう少し彼らの信条に踏み込んで、具体的な部分に触れていきたいと思います。
装飾品やデートコースが限定される
彼ら顕正会員は、ユダヤ教やイスラム教のように、「特定の食材を口に出来ない」といったような、いわゆる「禁制」のようなものを遵守しているわけではありませんが、
代わりに、「異教に関連する物や思想を、所持したり触れたりしてはならない」と考える、
「謗法(ほうぼう)」という概念が存在します。
(※参照リンク↓)
顕正会の決まりごと。【禁止事項】一覧。謗法(ほうぼう)とは?
特定の信仰を持たない一般の方が、顕正会員と接した場合、最も理解に苦しむのが、
この「謗法厳戒」という信条ではないでしょうか?
顕正会員と会ったりデートしたりする際に、
「十字架のネックレスやアームキャンディ」、「バッグ等に守り札のストラップ」等を身に着けていくことは「厳禁」です。
顕正会員は相手がそれらを身に着けている時点で、その人に「魔が入っている」ものだと「警戒」してしまうのです。
また、神社・仏閣をデートコースにチョイスするなど以ての外です。
そういうところには、顕正会員は足を踏み入れませんから。
顕正会員でも「敬虔」な方なら「鳥居」をくぐるだけでもNGです。
※追記 当ブログのコメント欄にて、この謗法についての解釈の仕方について夫婦間で問題が発生している旨のご相談を頂きました。
その際のやり取りが【こちらから閲覧できます】ので、良かったら併せて参考にしてみて下さい。
顕正会員だと判明した時点で、とりあえず周囲には紹介しない方が無難
顕正会員を親族や友人に紹介・面会させる際には
「絶対勧誘はしないでね!」
と、再三にわたって「キツ~く」言い聞かせておくことです。
彼らは、たとえどのような相手だったとしても、「隙あらば勧誘」をしますから。
会員によっては初対面にも関わらず、いきなり「勧誘」をする可能性も「大いに有り得ます。」
せっかくここまで順調にいってたのに、「だめだこりゃ。」とならないよう、
交際相手には前もって「間違っても勧誘だけはしないよう」しっかりと釘を刺しておきましょう。
交際する顕正会員がそのことが守れそうにない場合は、相手が顕正会を辞めるその日まで、人には紹介しないほうがベターかもしれませんね。
それよりもまずは、顕正会に対する理解を深め、
宗教についての幅広い知識を養っていくことが、良好な関係を築いていくための秘訣ではないかと考えます。
以下の記事や書籍も是非ご参考に。
こんばんは。
確かに顕正会は“謗法厳戒”を意識し過ぎてガッチガチでしょうね。
私がいた男子部組織は比較的緩く、「活動に支障が出なければ良い」という感じでした。
それでもうだつの上がらない非モテ、未婚者が多かったので、あえてキツくする理由が無かっただけかもしれません。
しかし、女子部はかなりキツい組織が多いようですね。
パラパラ茜氏のブログを見れば、何となく見えてきます。
『一生涯独身を“自主的に”目指』さるを得ない状況なのでしょう。
それで、未来あるアイドルを中傷しまくっているのでしょうね。
無論、女の嫉妬という意味で。
ただ、法華講でも謗法厳戒はありますから、ミミ様が書かれた記事の内容はある程度、法華講員にも当てはまるものと思われます。
少なくとも、顕正会と間違われることはないでしょうが、その代わり、世間的にあまり良いイメージの無い創価学会と混同されることが多く、そこは難しいかもしれません。
器用な人達は宗内で相手を上手く見つけて恋愛・結婚されているようですが、私が見ている限り、宗内であっても、『支部を越えた』恋愛・結婚はあまり良い顔されていないみたいですね。
まあ、私が見ている限り、ですが。
そのような狭い世界では、とても私のような不器用な人間ではムリなので、宗外に求めているところです。
ええ、いざとなったら、相手の宗教に行く覚悟で考えています。
まあ、トチロ〜さんにはたしなめられましたがねw