(※2015年5月22日付 中外日報)
上のリンク先を見てもらえばわかりますが、
冒頭部分だけ引用してみます。
日蓮宗寺院を一部の法華系他宗の信者とみられる人たちが訪れ、「法論」と称して住職や寺族に過激な言葉を浴びせる事例が日蓮宗宗務院に報告されている。
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本尊が間違っている!?
リンク先の文脈から、
これらの所為は、明らかに日蓮正宗信徒によるものだということが推知できます。
約60年前に行われた「小樽問答」でも、やはり本尊論を軸に論戦を展開していくのが大石寺系教団の常套手段。
※参照リンク↓
しかしながら、現在の創価学会は従来の教義信条から脱し、宗教的寛容、リベラルな路線に移行しているので、
過去のように他宗を説き伏せるような気概は消沈しつつある傾向。
兄弟的存在の一派である顕正会は、
本尊の自作を今なお黙秘している事実から、
本尊の是非を問う話題は出来るだけ避けて通りたいというのが彼らの心情でしょう。
日蓮宗側は、あえて教団の名指しせず、婉曲的表現にとどめているものの、
消去法的に考えると、日蓮正宗に向けた声明であることが容易に窺えます。
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日蓮宗の調査内容。
2012年4月下旬から、同年7月末の間に行われた、日蓮宗の独自調査によれば、
「近年、新宗教の宗教活動により困ったことがあるか?」
という問いに対して、
「ある」と回答したのはその内の「10%」(ないが81%、無回答が9%)
「ある」の内訳は以下の通り。
・檀信徒が入信している…29%
・檀信徒が入信し、離団した…20%
・檀信徒が入信し、墓地問題が生じた…15%
・檀信徒の家族が入信し、相談を持ち掛けられた…24%
・その教団について檀信徒から質問を受けて答えられなかった…1%
・檀信徒に日蓮宗の他の宗教団と誤解された…10%
・檀信徒に仏教系の他教団と誤解された…1%
・寺院への来訪などの接触…30%
・寺院に対して嫌がらせをされた…8%
・その他…6%
・無回答…2%
(※参考資料 寺院消滅)
条件の一つである「近年」という表現から、それが一体いつまで遡るものかは不明ですが、
このデータに則れば、回答が得られた3871件(全体の74.8%)中の10%がそれに当たるため、
単純に400件近い寺院が、上掲のような事案に遭遇していることが読み取れます。
宗教間対話は慎重に。
ただ勿論、今度反対に日蓮正宗寺院に対して、
「新新宗教の宗教活動により困ったことがあるか。」
と問うたならば、
「ある」が相当高い比率を表すであろうことは、言うまでもありませんが…。
宗教間の対話は非常に大事だと思いますが、
お互い、モラルと節度と品位を守った上で、あくまで穏便に進めていきたいものですね。
ただしその内容というのも、ただ教義論争に拘泥するようなものではなく、
如何に互いが、共生していけるか。そのための線引きや、具体的な施策などの提案にとどまるべきであろうと。
ネット上における、甲論乙駁の惨状を見るにつけ、そう思い、願わずにはいられません。
以上、指標として参考までに。
おはようございます ミミさん。
そうそう、これね、ユタさん所で”他にもこんなのが見られてます”ってあって、”日蓮正宗法華講に注意”って、禅宗のお坊さんらしき方のブログに、”突撃折伏”してるのありまして。
私は基本的にネットで折伏って感心しないので、”エライことする人いるんやなぁ”と思ってました。その全文が掲載されていて、内容を読むと私も教義の本で読んだ内容そのまま!これリアルでやったらドン引きされるよ?って、感じるんです。
で、仰る通り自分たち(=講員)が言われれば、絶対あなた方(他宗)は間違ってる!と言い切れ、と言われるのです。逆に考えれば、相手側(=他宗)も言い切りますよね?
私が当初上層部とお会いした際、反発したのはこの点です。
他を悪く言うのはよくない、と。
ましてや私は信仰の本当に大切な部分は、”常に他者に敬意を持ち感謝の思いを致して”生活をする、という所にあったので、それを間違ってると言い切る、のは如何なものか?と。
講中の違いで、ほんっとに”厳しく折伏”をしなければならない、と私の所属では言われます。ただ異体同心と言うのなら、”どこどこの講中は厳しい””どこどこは穏やか”とはならない筈、と考えます。でも、これが現実で”他の講中は他の講中”とピシャリ!
指導が一貫されてればついて行けるけど、何だかなぁ…( ゚ ρ ゚ )という面が見えるとね…。いけないつい長文になってしまった(;´・ω・)
ごめんなさいm(__)m
愛国 清澄 拝