「お金はかからないからやってみよう!」
これを謳い文句に勧誘をする顕正会員が多いことは事実です。
実際に僕も現役会員の時は、その一人でした。
確かに顕正会には「会費」という名目の集金はありません。
しかし、
その代わりに、年に2回、数万円の出費を会員に求める行事が設けられています。
一つは年末に行われる「広布(こうふ)御供養」です。金額は1~8万円以内と定められています。二つ目は5月に行われる「機関紙購読の推進」。機関紙とは顕正新聞のことです。購読の年間購読で、一口「8,500円」です。
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広布御供養
まず広布御供養についてですが、普段会費を取らない分、この時に限っては出し渋りしていると、
「お金を出せば必ず功徳(ご利益)として自分に返ってくる」
などと理由をつけ、「供養」という名目でしつこく請求してきます。
なぜなら顕正会の幹部会員は、勧誘は勿論のこと、集金にもノルマが課せられているからです。
ノルマは基本的に「人数と金額、どちらも前年比100%以上」。恐らくこれが支隊長・総班長以上の幹部会員に課せられています。
しかし、ノルマを達成できそうになかった場合、結局は支隊・総班長か、もしくはその組織に所属する活動家会員が「まだ供養に参加していない人の名前を借りて、何口か負担をすることになります」
このことについて僕は、かなり悲惨な事例を多く聞き及んでいます。
僕の知っている元婦人部班長の方のお話ですが、組織の先輩である総班長が、その方の知らないところで勝手に集金をしておいて、後でその方は総班長からその分の金額を請求されたそうです。
ただし、強制の度合いは組織によって異なります。
入信したばかりで役職にも就いてなければ、求められるのは自分の分だけですが、
役職が上がり、責任が生じてくると、ノルマ達成のために金銭的な負担を避けられないのが実情です。
(※参照リンク↓)
【「組長?班長?支隊長?」顕正会の役職と組織構成について。】
機関紙「顕正新聞」の購読推進
こちらは、前年の部数の「一割増し」がノルマとして幹部会員に課せられます。
こちらの方が広布御供養と比べると、1人当りの「口数」がかなり多く嵩んでいる実態があります。
家の場合は多い時で6部くらい届いていたことがありました(笑)
特集号でもない限り沢山配ったりするような機会がないので、当時、いつの間にか沢山溜まってしまっている顕正新聞入りの封筒を開け、帯を抜き、「大事に保管する」という、いちいち面倒くさい作業が習慣化していました。(苦笑)
ノルマのために、紙もお金も本当にもったいないことをしてしまいました。
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その他活動に関する出費
そもそも何をするにしても共通して言えることですが、「一切お金がかからない」などということは有り得ません。
何か無料のサービスを受けるにしても、そこへ行くまでの交通費などは最低限かかるものです。
例えば「新潟県」などは、拠点が多く点在しているため、普段の活動範囲は近場で済まされることが多いかもしれませんが、
(※参照リンク↓)
北海道や和歌山県といった、未だ会館が建っていない県もありますから、毎週日曜日恒例の「日曜勤行」に出席するだけでも、いちいち遠出を余儀なくされ、嵩む交通費は多額に及びます。
(参照リンク↓)
【毎週日曜日、顕正会館に大勢会員が集まって何をしているの?】
更に、能動的に勧誘するようになれば、会合への出席や班員指導の為に遠方へ出かけることもしばしば。
僕の場合は現役時代に、長野→大宮間を数十回、長野→館山間を15回くらいは往復しましたし、仙台や盛岡にも足を延ばしました
「日蓮大聖人に背く日本は必ず滅ぶ」と書かれた一部100円の配布用の本(諫暁書)も数百冊購入しましたし、集会・大会のCDやDVDだって100枚近く購入しました。
一冊1500円の折伏理論書だって班員に貸すために4冊も5冊も購入したし…と、これ以上は思い出すと切なくなってくるのでやめておきます。
とにかく、顕正会の勧誘の際には、大概「お金がかからない」と言って「まずは入会を!」と促してきます。
「タダ」より怖いものはありません。「タダ」より「アヤシイ」ものはありません。
活発に活動すればその分お金はかかります。また活動を重ねていくにしたがって、ますます深みにハマってしまうシステムが、顕正会、や「カルト」と呼ばれるもの教義には巧妙に練り込まれているのです。
これらの信者を思うままに操る「心理操作のテクニック」は、早い段階で見破り、あとはなるべく深く関わらないようにするのが賢明です。
洗脳より怖い「マインドコントロール」。
これらから自分の身を守るためには、まずはそのことについて良く知ることが最も重要です。
(※参照リンク↓)
【「マインドコントロール」の防止策とは?洗脳とは違う怖ろしさ。】
各地方における顕正会の活動の詳細については以下のリンクを参照に↓
こんばんは。初めまして。
先月の12月に16年の顕正会の活動から終止符を打った元班長です。
昨年来から前ブログ”衝撃の真相”から拝見させて頂いており、まだ活動中だった私には「あるある。」と頷き、「リアルに描いてるな…でも偽本尊ってマジか…」と衝撃を受けたものでした。
>「顕正会はお金(費用)がかからないというのは本当ですか?」
は全くのウソですよね。特に班長以上の幹部は5月と12月が一番嫌な月でした。私が活動をやめるきっかけになったのも12月の広布御供養を「そんな偽本尊作ってるような団体で信心したくね~わ」という気持ちから遂に思い悩んでいた顕正会の活動から離れました。
他の方のブログを見てもそうですが、借金してまで出す、ということは私も実際に見ました。今でこそ客観的に自分自身を見ることが出来ますが、何故あんなことをしていたのか…と後悔しか湧いてきません。
私も新聞は自分だけで3部取っているので、溜まる一方でした。活動している時は捨てるわけにもいかないし…と思っていましたが、もう正しい団体どころか謗法団体という確信が湧きましたので全部捨てようと思います。
>「出したお金は必ず返ってくる」
って何を根拠に言ってるんだ?と憤りがこみ上げてきます。
上記の「顕正会はお金(費用)がかからない」とかっていうのもショーエーが勝手に会員に擦りこんだとしか思えませんね。最低です。
ミミさんはブログを毎日のように更新されているようなので、いつも楽しみに拝見させて頂いております。私は新潟なので割と近いですね(・∀・)