顕正会員は勧誘にすごく忙しいです。
その直接的な理由というのは、組織単位で「勧誘ノルマ」が課せられるからです。
(参照リンク↓)
しかし、「なぜ?」
彼らはそこまで必死になってその「ノルマ」をこなさなければならないのでしょうか?
顕正会では「ノルマ」を達成したからといって、何か金銭的、物理的な報酬が得られるわけではありません。
不可解ですよね。なぜ彼らは、強引な手口を行使してまで勧誘活動に傾倒するのでしょうか?
それは、
「勧誘をしなければならない!」
という意識が彼らの「信条」の奥底に深~く根付いているからなんですね。
では、その「信条」とはどのようなものか?
今回は、顕正会信者が勧誘に忙しい理由を大まかに「3つ」に分類し、
順を追って、その詳細を見ていきたいと思います。
カルト宗教に疎い方にも理解できるように、なるべく平易な説明を試みたいと思います。
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会長「浅井先生」に恩を報いるため。
彼らは顕正会の信仰が先鋭化されてくると、
顕正会員であること自体が「無上の幸福である」と考えるようになります。
もちろんそこに至るまでは、奇跡体験を身に味わったり(功徳)、会の教育によって会長を尊崇する精神が徐々に養われていく、
プロセスが存在します。
では、具体的に見ていきましょう。
「会長崇拝」に至るまでのプロセス
まず彼らは、奇跡体験(功徳)を身に味わうことで、
「この宗教は本物だ!」というリアリティーが形成されます。
つまり「実感」、「体感」といったものです。
(※なぜこのような現象が本人の身に起きるのか?
これは、人間が本来的に持つ様々なバイアスや、プラシーボ効果などを利用し、教団がマインドコントロールを行った結果、あたかも神秘的な御利益があることを信者に錯覚させるような、心理作用を及ぼしているのではないかと考えます。)
すると彼らは、数ある宗教の中で「顕正会」に出会えたこと自体が稀であり、奇跡的で、最も幸運なことなのだと考えるようになります。
そして、次に行われるのが、顕正会が今現在に至るまでの「経緯」についての教育です。
彼らにとっての「本物の教え」、つまり顕正会が標榜する教義というものは、
日蓮正宗や創価学会という「悪の手」によって一度は「破壊」されてしまいそうになったが、
「浅井先生(会長)」が立ち上がったことによって、その事態を阻止することができた。
そして、「浅井先生(会長)」によって「守り抜かれてきた」。
と、教え込まれます。
もし「浅井先生(会長)」がこの世に存在していなければ‥、
今こうして「本物の教え」に出会い、信仰することすら叶わなかった。
そう考えるようになります。
勧誘こそが「報恩」行為!
顕正会では「知恩報恩」(ちおんほうおん)というキャッチコピーがあります。
つまり、「恩を知って、恩を報ずる。」
このことが最も大事であり、
また、それを愚直に実践することにより、「御利益」を享受することができるのだと説いています。
上述したように、信者たちは顕正会の来歴について学ぶことで「浅井先生(会長)」に対する尊敬の念が養われ、
会長を「無二の師匠」と仰ぐようになれば、
同時に彼らには「弟子」という自覚が芽生えます。
すると彼らは弟子として、「師匠」「先生」の「願いを実現させるため」に「この身を使って頂きたい」と考えるようになり、
生活をなげうってまで、その実現に向けて奔走するようになるというわけです。←ここ教育の最終段階。
ちなみに浅井先生(会長)の願いというのは過去の記事で説明した通り「広宣流布・国立戒壇建立」というものです。(※参照リンク↓)
これを達成させるためには、とにかく「教団、組織を拡大」していかなければなりません。
その具体的な方途が「勧誘行為」。
「このこと以外に、先生から頂いた御恩を報ずる道はなし!」
こういった強固な信条が、彼らの心根に形成されていくのです。
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最終目的達成までの「タイムリミット」。
浅井会長は現在平成27年の時点で既に「83歳」の高齢を迎えております。
(参照リンク↓)
【浅井先生は病気?はい糖尿病です。ポスト浅井昭衛について考えよう。】
個人的には、ここが最近の顕正会事情、動きの傾向を考える際のポイントではないかと思っています。
実際、顕正会の勢いは長く平行線の状態が続いており、会員数は伸び悩んでおります。
「もしかしたら浅井先生(会長)の存命中に会の目的(広宣流布・国立戒壇)が達成できないかもしれない‥」
会員たちの頭には、このような事態への懸念が過ぎります。
勧誘が「浅井先生(会長)」への報恩行為なのに、
「浅井先生(会長)」が亡くなってしまったならば、その意義が失われてしまいます。
ですから、何としても浅井先生(会長)が生きている間に目的を成し遂げようと、
「弟子」としての意識が高い会員ほど新規会員を増やすことに躍起になっているのです。
また、このことは最近の顕正会の「無茶な勧誘行為」を誘発する一つの原因になっているのかもしれません。
彼らのタイムリミットは刻一刻と迫っているのです。
以上が、会員を勧誘に忙しくさせている「1つ目の理由」です。
次回は「2つ目の理由」。
彼らが勧誘を「しなければならない」教義上の理由についてお話します。
youtubeで高知女子部の武勇伝は拝見しとります 土佐の女は凄いですね。私の体験したことや見聞したことともだぶっているし、大笑いしながら見てます。顕正会時代の心の疲れを癒せて楽しいです。幻の総支隊長さんのブログもおもしろいですね。