「班長会」の参加人数から窺える、顕正会の活動家の「実数」

顕正会の「実動会員数」は増えているのか、減っているのか?

各法戦毎の「折伏(勧誘)成果」については、総幹部会、または顕正新聞紙上で発表があるものの、

「能動的に勧誘を行っている具体的な会員数」については今のところ正確に確認する術はありません。

ただし、月例で行われている「班長会」の参加人数を見ることによって、

大まかな実数を把握することができるはずです。

(※参照リンク↓)

「班長会」とは何か?内容と参加資格について。】

「実動会員数」≒「班長会の参加人数」。

100%とは言い切れませんが、

「入信者の人数」や「大会の結集人数」といった成果よりも、

班長会の参加人数の方が、会の現状をよりリアルに把握するための有用な情報材料として、

注目すべきではないかと考えています。

注目の推移

顕正新聞4月15日号の紙上にて、久々に発表がありました。

一昔前は、毎月漏れなく発表していたのですが、近年「成果がジリ貧状態」に陥ってきた故か、

現在では恐らく、「たまたま結果が良かった月」に限定して発表しているのではないかと思われます。

前置きが長くなってはいけないので、早速「具体的な集計結果」と「推移」を見ていきましょう。(※婦人部の数字がなくてすみません。)

まず男子部。

H25/7月度…6086名

H26/2月度…5904名

H27/3月度…6345名

続いて女子部。
H25/7月度…6925名

H26/2月度…6666名

H27/3月度…7029名

おぉっ!なかなかやるではないか!

両者共に、約一年前に比べると、そこそこ伸びているようですね。

なぜ実動会員が増えたのか?

はっきりとしたことはわかりませんが、

わからないながらも、推論を立ててみます。

1、ゆとり教育路線が安定的な軌道に乗ってきた。

これは会員が懐いている、あるいは懐くであろう「顕正会教義の矛盾点」について、会側が「そもそも思案するための材料を提供しない」という方策が、

「会員の離脱率低下」という結果として実ってきたのではないかと。

つまり、「難しいことは知らなくても良いじゃないか」みたいな、「一念信解」的な信仰の在り方を真理的に位置付け、

そういった指導を、誘導的に営々と行ってきたことが、ようやく会員の心の根っこの部分に定着してきたのだと思います。

(※追記 教学不要の大合唱。新しい教学書では「五綱判」は添削の対象。)

思弁的な信仰の在り方を否定し、より実践的な信仰スタイルを重要視することで、

「顕正会の教義がおかしい、間違っている」といった疑心による離脱に、少なからず歯止めがかかっている。

その結果として脱会者が徐々に減少してきているのではないかと思われます。

2、まるくなった。

そういえば最近、「入信強要で書類送検」はめっきり耳にしなくなりました。

一時期は1年の中で「数回」という頻度で勃発していましたが、

恐らく、直近の事件は1年弱程前の話だったかと思います。

(※追記 と思っていたのも束の間、事件が勃発しました。【緊急速報】未成年者誘拐の疑いで顕正会関係者3人逮捕。)

これは、会員たちが、「安心して信仰できる環境が整ってきた」ことを示唆しているのではないかと。

(一昔前は聞いて耳を疑う程、過激な暴力体質であったようです。)

つまり、「会員を追いつめるような指導」が徐々に改善され、

結果的に「離脱率の低下」に結びついているのかもしれません。

顕正会の勢力は「横ばい」

今回の集計では、たまたま「微増」という結果でしたが、

H25/7とH26/2の集計結果の比較では「微減」しているので、

多少の変動は見られるものの、大局的には「ほぼ横ばい」といって良いかと思います。

入信して活動家になる人もいれば、中には辞めていく古参会員も少なくないわけで、

入れ替わり立ち替わり活動者が交代しているだけに過ぎません。

とはいえ、この班長会に参加する会員というのは、中でもアクティブな活動を展開している会員に限定されるので、

組織につかず離れずといった、活動家予備軍も含めれば、その数は3倍にも4倍にも膨れ上がるでしょう。

また、活動家は、平均して一月に3~4人程度の勧誘を行うのが普通なので、

月単位で見れば、数万人から十数万人の勧誘被害が発生していると考えられますから、

創価学会などに比べれば少数とはいえ、彼らの社会に及ぼす影響というのは決して軽視できるものではありません。

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