人は大きな災害の前では無力です。
直近では鬼怒川の堤防決壊。
そして東日本大震災。
自然の力というものは、ときに如何なる備えも不可抗力であることを、現地の方々を始め、日本人は痛いほど思い知らされましたね。
ではこの先、同じような事態に直面したとき、一体何が自分の身を守り、助けとなるのか?
「人事を尽くして天命を待つ」
と、いわれるように、想定できる範囲に精一杯の対策を施し、
最終的には「運に任せるしかない」と、考える方は多いと思います。
「運も実力のうち」
という考え方があります。
しかし、「運」というのはそもそも生まれもった先天的ものと捉えた場合、努力によってどうにかなる問題でもないですし、
また目で確認できるものではないですから、そう言われてもなかなかピンとこないのが正直なところです。
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Index
運を付ける方法って知ってる?
顕正会の勧誘の場における導入部の決まり文句として、
「運を付ける方法って知ってる?もし知らないなら知りたくない?」
という切り出し方を多用します。
勿論これは、
「顕正会に入って活動をすれば運が良くなる。だから一緒にやろうよ」
という話にもっていくための一種の勧誘テクです。
実際に、「運」の話は実に多くの勧誘の場で展開されており、僕も現役会員時代は多用していたし、そういった事例も良く耳にします。
東日本大震災の後、浅井会長は会員たちの前で、
「顕正会員は皆、一切被害がなかった。全員無事であった。」
と、明言しています。
また、災害の直後、「不思議にも守られた」という話が沢山あがってきました。
中には誇張や、捏造に近い話もあったのかもしれませんが、
少なからず真実も含まれていると思っています。
人は本質的に、何かを一心不乱に信じ切ることによって、潜在的な力がそういう現象を引き寄せるものだと、
個人的には思っているので。
災害に備え「運」をチャージしておく。
浅井会長は、近々更に大きな災害に見舞われると予言を繰り返し行い、会員に災害への意識を過剰に植付けています。
過去に遡ると、地震、異常気象、など様々な予言が行われており、
最近では、
「アベノミクスの崩壊が国家破産を誘発し、国民が負債を背負うことになり、塗炭の苦しみを味わう」
などといって、日本経済の破綻を予言し、会員の恐怖心を煽っています。
煽られた会員たちは、その状況に至った際に、事態を最小限に抑えるべく、
「今のうちに運をチャージしておかなければ!」
という意識に駆られます。
そのチャージの方法というのが、「顕正会の活動」。
つまり「勧誘行為」です。
人に顕正会を勧めることで、可能な限りの「善行」を積み、
災害に対する「唯一の備え」として、彼らは何よりも顕正会の活動を優先的に考え、生活しているというわけです。
【事前勧告】の意図。
もし勧誘をして、相手が素直に入会をしてくれたならば、
自分も相手も「善行」を積めるわけなので、これは彼ら顕正会員にとって一番喜ばしいことですが、
ほとんどの場合、そう上手くはいきません。
顕正会に入会する人なんて、ごく少数ですから。
基本的には断られてしまいます。
しかし、彼らはそれを「失敗」というふうには捉えません。
災害が接近していることと、「そのときに唯一救われる方法は顕正会に入会することだ」
と、伝えることができた。
つまり、災害の「事前勧告」と、顕正会の存在を知ってもらうことができたという意味で「良し」とするのです。
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近い将来、全日本人が苦悩の中に「顕正会への入会を求めてくる」と信じている。
例えば、宗祖「日蓮」の遺文に以下のようなものがあります。
「いまにしもみよ。大蒙古国 数万艘の兵船をうかべて日本国をせめば、上一人より下万民にいたるまで、一切の仏寺・一切の神寺をばなげすてて、各々声をつるべて『南無妙法蓮華経・南無 妙法蓮華経』と唱へ、掌を合わせて『たすけ給へ日蓮の御房・日蓮の御房』とさけび候わんずるにや。(撰時抄)
この中で、彼らは太字で記した「たすけ給へ日蓮の御房」の部分を「たすけ給へ顕正会」と置き換えて考えているわけですね。
また、
梵天・帝釈等の御計として日本国・一時に信ずる事あるべし、爾時我も本より信じたり信じたりと申す人こそおほくをはせずらんめとおぼえ候。(上野殿御返事)
というものもあります。
この中の始めの「梵天・帝釈等の御計」を顕正会では「自然災害」と捉え、
そのとき、彼らが過去に勧誘をして断った人たちが、
「実は、自分も過去あなたに勧誘されたとき、あなたの言うことを信じていたのです」
と口ぐちに申し出てくるに違いない、
と、考えているのです。
折伏(勧誘)に無駄はない?
顕正会では良く「折伏(勧誘)に無駄は一切ない」と指導されます。
会員は勧誘によって「運」をチャージできると考えていること。
そして、近々勃発する、経済破綻や自然災害に直面するであろう、勧誘対象者たちに、そのことを伝える。
その「使命」を果たすことができた、という意味で、
相手の入会の成否を問わず、いずれ起こる災害への準備を着々と整えているのです。
まとめ
以上、ここまで、
顕正会員が勧誘に忙しい3つの理由について、なるべく平易にお伝えしてきました。
ちょっとおさらいします。記事を確認されたい方はテキストリンクを踏んで該当ページに移って下さい。
【1】師匠である浅井会長の構想の実現を、会長の存命中に果たすため。】
【2】自行と化他。つまり、自分で行う勤行という修行と、他人を教化する折伏(勧誘)という修行が二つ整って、初めて完全な実践になるという教義が存在するため。
【3】近々勃発する「自然災害」に備え、可能な限り「運」をチャージするため。
やや強引だったかもしれませんが、外部から見て難解だと思われる顕正会の信条について、大まかに3つに分類して説明しました。
あなたがこうしている間にも、彼らは今日も変わらず、常に勧誘の事を考え、そして勧誘に明け暮れる日々を過ごしています…。
「下種仏法の大事 折伏に断じて無駄はない 難しい事は分からなくても 一念信解でいい」と班長に言われました。「折伏の効果は3日間 逆縁 順縁にかかわらず」だそうです。「勤行の効果は12時間」だそうですよ。「とにかく寝食を忘れて信仰をせよ」です。 寝食を忘れたら死じゃいます。(笑)