顕正会は現在(平成30年8月時点)で、総会員数「200万人」達成などと謳っていますが、これは、会員の実数(実際に存在する人数)を表しているわけではありません。
会に「入信」する際には必ず「入信勤行」と呼ばれる「儀式」が行われていますが、
この「儀式」を執行するためには、入信者の「名前」「住所」「生年月日」「電話番号」、この四つの項目が記された「入信報告書」が手続き上必要とされています。
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この「入信報告書」は、基本的に「入信勤行」が行われる直前に「入信者」に対して「記入」が求められます。(直筆でなくとも「紹介者」の「代筆でも可」)、
記入が完了するまでは入信勤行を執行することができません。
記入された入信報告書は、入信勤行の執行・責任者に提出されますが、終了後には「紹介者」に預けられ、
まとめて回集される「総幹部会」までの間は、「班長」以上の幹部会員が、保管することになっています。
会では、このように入信の手続きを形式化し、「個人情報記入済みの入信報告書」の存在を確認することで、「入信者数」を集計を行っているのです。
なので、顕正会では「個人情報記入済みの入信報告書」を「偽造」することによって、
「入信者数」、つまり「勧誘成果」の「捏造」が可能となります。
実際にこうした「虚偽の報告」が過去に何度も行われてきた事実があり、
「200万」という数字の中には、それらの「全てがカウント」されています。
更には、「既に亡くなった会員」や「入信の重複」も含まれていますので、
「実数」としての会員数と比較した場合、相当な誤差が生じることとなります。
ということで今回は、「入信報告書の偽造」について焦点を当て、その行為の事実性を裏付ける2件の証言と、僕の現役時代の体験について取り上げてみたいと思います。
また平成24年辺りから現在に至るまでの公称会員数の推移。
更にこうした実態の規模からかけ離れた公称会員数について語る上で外すことのできない「外国人入信者の割合」、「外国人への勧誘手口」について、
詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
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1、「妙教」より、顕正会脱会者「Aさん」の証言。
顕正会の入会に際して書類を書かれますが、虚偽の報告も多く、捺印用の印鑑を束になるほど持っている会員もいます。ありとあらゆる名字の印鑑がありました。ノルマに責められ、追いつめられ、結局書類を偽造して、買ってきた印鑑をついて上部組織に提出するのです。数は上がりますが、内容はありません。架空の成果です。
上掲は、日蓮正宗檀信徒向けに発行されている機関紙、
「妙教」(H25年9月号)に掲載された「元顕正会員、Aさん」の証言。
これはもう決定的でしょう。
しかし、なぜ顕正会は「入信報告書」を「会員に所持」させているのでしょうか?
入信勤行が行われるのは、「会館」と「自宅拠点」に限った話であり、
ならば、各施設の「責任・管理者」が「入信勤行」の都度、紹介者に用紙を手渡せば済む話。
僕も数十枚の報告書を上長から渡され、所持していましたが、これ、現役時代から大いに「謎」でありました。
穿った考え方かもしれませんが、「入信報告書」を会側が管理しないのは、
暗黙で「不正」を容認しているから、
また、そうでもしなければ「成果」を維持できない、
そういった状況に陥っていることを示唆しているのではないでしょうか。
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2、僕が聞いた、現役会員「Iさん」の証言。
僕がまだ顕正会活動の駆け出しの頃、当時慕っていた上長の「S隊長」が突然「除名処分」を受け、以来「姿を消す」という事件が勃発しました。
その理由について、当時は知る由もありませんでしたが、気になって詮索する中、徐々に真相は明らかになっていったのでした。
まさにその理由とは、「大量の入信報告書偽造」。
そして以下は、その当時「S隊長」の元、「支隊長」という役職で活動に連り、当時起きた事件の顛末を知る「Iさん」と、僕が顕正会脱会後に電話で交わした会話の内容です。
「なぜ顕正会を辞めようと思ったの?きっかけは?」
「それは色々ありますけど、例えば会側が会員総数を偽って発表していることです。入信報告書の偽造とか‥」
「偽造?(笑)証拠は?」
「証拠はありませんが、そういう噂ってありましたよね。」
「そう。(笑)えっ、誰から聞いたの?」
「そのことが騒がれていた当時、僕の上長であったH支隊長です‥。S隊長がやったと‥」
「あ~!!彼はやったね!うん、やった!!でも除名になったからさ~」
「あ、それ認めちゃうわけですね(笑)」
「…」
「除名になったとはいえ、虚偽の報告の分も会員総数に含まれちゃっていますよね?除名になるのは当然ですが、ならばキチンと精査して、会員総数から差し引くのは当然です。会はそれをしていませんね。」
そしてお茶を濁すようにとっさに話題を逸らす「Iさん」。
実は「Iさん」も加担していたのかな?
僕の中ではこの会話の一件で、もうかなり確信的なんですが、
結局これって「伝聞」でしかないので、客観的な信憑性の乏しさは否めません。
「成果」の差から
ということで、「S隊長」除名騒動があった前後の「法戦」(勧誘強化期間)の成果を見比べてみましょう。
除名前は「虚偽の成果」が含まれています。
除名後は含まれていません。
前と後で、成果が大きく異なっていた場合、
その数字を比較することにより、実態が「ある程度」窺い知れるというわけです。
では以下。
平成19年の2月法戦においての成果は男子全体で3526名に対し、隊では222名。
平成19年の3・4月法戦のおいての成果は男子全体で3704名に対し、隊では119名
比較すると、男子部全体の成果は上がっているにも関わらず、隊の成果は約半分にまで落ち込んでいるようです。
でもこれって、「隊長の交代」に伴った、
「隊員の活動に対するモチベーションダウン」とか、
「組織内における活動家会員数の減少」
等の、要因を無視しているように思うかもしれません。
しかし、当時の状況を顧みると、明らかに組織の「活動要員」は「除名後」には増加しておりました。
「S隊長」と供に会を去っていった幹部会員も少なからず存在しましたが、新しく組織に加わった活動家会員の方が圧倒的に多かったはず。
要するに、新任の隊長が引っ張ってきた人材が多数加わり、組織が「再編制」されていたわけで、
除名後の方が、成果が上がって「当然」ともいえる体制だったんですよね。
「S隊長」除名騒動の前、僕が顕正新聞に掲載された「成果一覧」をみて、大いに懐疑的であった「〇〇班〇十名」とか「〇〇支隊百〇十名」という不可解な数字。
あれ、全部「虚偽の報告」だったんですね。
除名騒動後には、その「〇〇班」「〇〇支隊」は一切見かけなくなりましたから。
「ハッタリ」で会員の心を繋ぎ止めるのは「やめて下さい」
とはいえ、多くの古参会員は既にこの事実はご存知のはず。
つまり「確信犯」なのですよ。
かわいそうなのは、「200万」と聞いて「おぉ~スゲ~!」と、素直に感激しちゃっている「新入信者」たち。
それに加え、「昇格人事」の乱発ですから、
(※参照リンク↓)
まるで「会が拡大していっている」「広宣流布というゴールに向かって順調に歩みを進めている」かのように「装い」、
純粋な会員の心を「操作」しているというわけですが‥。
この欺瞞体質。決して看過できるものではありません。
本当に「会員の心」を想うならば、すぐに「誤解を与える表現」は改めるべきではないでしょうか?
やっぱり捏造ですか。
私も入信初日から疑ってました。
入信して今年で6年目になりますが、婦人部のHさんに男子三万の顕正新聞を見せられすごいでしょと言われたことをおぼえています。
この時120万を目指す(当時)団体が男子だけとはいえ三万人集まったぐらいでなんて大げさなと思っていました。
ま、この時は全財産が50円で顔は殴られて腫れ上がり自殺まで考えていた頃だったのでだまされても怖くないと思っていましたので疑問は無視していましたが。