元SPEEDのメンバーであり、現自民党候補者の「今井絵理子」の親族に、先般、逮捕事件を巻き起こし、世間の耳目を集めた宗教団体、「宗教法人(冨士大石寺)顕正会」に入信した経緯のある者がいる、
との旨が、先般、各メディアによってにわかに報じられた。
見聞するところによると、
この事実の発覚により彼女は、公明党が擁立する支持母体、「創価学会」の会員諸氏から、顰蹙を買ってしまっているようだ。
なぜなら創価学会と顕正会は互いに相容れない間柄。(理由は後ほど。)
言わずもがな、もし創価学会員からの票がほとんど期待できないとなれば、次の参院選、苦戦を強いられることは必定だ。
過去にも彼女は、出馬を表明した際、事実婚の関係にある男性が存在していることが明らかとなり、
調べていく内、なんとその男性には逮捕歴があったことが判明。
彼女は、この負わされたスティグマをどう克服し、支持を確立していくのか。
選挙戦までの活動と、開票当日の結果に注目したい。
(※追記)
7月10日の参院選で今井絵理子さんは見事当選を果たしました!おめでとう!
SPEEDの今井絵理子氏が当確 | 2016年7月10日(日) – Yahoo!ニュース https://t.co/fF4wH7YP6d#Yahooニュース
— ミミとヨロリ (@mimiyorori) 2016年7月10日
国会では是非、得意分野の福祉の面で、存分に力を奮って頂きたいと思います(^^)
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報道の詳細。
「ここに来て、地元・沖縄から、今井に厄介な話題が持ち上がっているんです」 と打ち明けるのは、自民党関係者である。
「彼女の親族の中に『顕正会』という宗教団体に入信した経歴のある人がいることがわかった。これに創価学会のメンバーが過剰に反応していてね」
顕正会とは、正式には「冨士大石寺顕正会」なる、1957年設立、公称信者数150万人の団体。もとは日蓮正宗の傘下で、つまり、創価学会とは“同根”だから、信者の層は重なることになるそのため「両団体の信者の奪い合いはすさまじく、かつて顕正会サイドが学会本部に70人で押しかけて揉みあいになり、逮捕者12名が出た事件があったくらい。今でも不倶戴天の間柄です」
「“自民は何でそんなのを出したんだ!”と、この話が沖縄の学会メンバーの間でとりわけ広まっていて、うちの県連が慌てている
選挙区で沖縄北方担当大臣である島尻安伊子の3選を狙っていますが、ただでさえ革新が強く、苦戦必至の中今井の問題で公明党の支持母体である学会がヘソを曲げ、選挙で寝られてしまっては、いよいよピンチとなるんです」「こうした事情もあって、沖縄県連は学会の歓心を買うために、比例区は全面的に公明の候補を支援する
すなわち今井は、沖縄において、うちの組織票はほとんど当てにできないことになるんです」(引用ここまで。)
騒動のネタ元は、「週刊新潮」で間違いないと思います。
本文の青字で示した部分は「宗教ジャーナリスト」のコメントだそう。
創価学会との関係について、短い説明書きが加えられています。
ところで、僕、「元信者」の目から見て、どうしても違和感を拭えないのが、
記述の内容に含まれる実態への「誤認」です。
まぁ、そもそも顕正会という宗教団体は、公式HPも内容希薄ですし、実態の掴み辛さは否めませんが、
もう少し情報を精査すべきではなかったのかと。
いかにも拙速で、ずさんな内容。
読者に対し、事実からかけ離れたイメージを植え付けてしまってはメディア失格ですね。
ということで、
以下、読者への認識を更正すべく、
殊に気になった箇所について、(太字んとこ)指摘を入れていきたいと思います。
信者数について。
まず信者の人数が「公称150万」ってところね。
一体どの資料を参照したのか謎。
正しく、現段階における会の公称人数は「200万」人です。(だから凄いとかではなく。)
で、あくまで公称ですから、実動会員数ではありません。(理由は後ほど。)
そこ強調しておかないと、「仮想の脅威」を生む事態になりかねません。
いや、ホントに、もし150万人も顕正会の信者がこの社会の中にゴロついてたら脅威ですって。
どんぶり勘定ですが、日本人口の80人に1人は顕正会員という、完全に虚偽の割合が算出されてしまう。
ないです、ないです。
大体、地域によってですが、現在の創価学会員がそのくらいではないでしょうか?
道行く人に、ゲリラ的に「あなたは創価学会員ですか?」と訊ねて、
実際にはもう少し多いかもしれませんけど、まぁ、中には素性を明かしたくない人もいるので、
恐らく、そんなところかと。
勿論、個人的な推測の域を出ませんが
で、顕正会における会員数の実態とは?
公称人数については、虚偽の報告や、既に亡き人の分まで、全て累積したカタチで数えられてますので、
この時点で、200万という数字は全く当てになりません。虚飾です。
※参照リンク↓
次に、能動的な活動者の実数。
これについては、顕正会で月例で行われている「班長会」の参加人数を元に、おおよその数が推知できますが、
直近の参加人数は「2万人」にも満たない状況。
所詮その程度なんです、顕正会って。
報道の内容に記された、創価学会と顕正会との関係について。
と、ここまでは斟酌の余地を与えるとしても、
問題はその先の、創価学会との関係についてですね。
「不倶戴天?」
「両団体の信者の奪い合いはすさまじく?」
まず、「不倶戴天」の四字熟語は、使われているところを目にする機会が少ないと思うので、
コピペしてググる手間を煩わせない為にも、言葉の意味を明示しておきます。以下。
同じ天の下には一緒にはいない、同じ天の下には生かしておかない意で、それほど恨みや憎しみの深いこと。
第一に、創価学会側が顕正会に対し、怨恨の念を懐いているということは、基本的にはありません。
「顕正会?あぁ、聞いたことあるね。カルトだよね。良くわかんないけど、あまり関わりたくないなぁ。」
執行部においてはいざ知らず、末端、下層の会員においては、その程度の認識が大半を占めるものかと。
一方、顕正会側からの「救いたい」との押しつけがましい情熱や、「承認欲求」といった複雑なな感情は確実に存在します。
なので、「不倶戴天」などと言った、大げさなものではなく、
「反目」くらいの方が過分のない表現かもしれませんね。
ということで、その先の、
「両団体の信者の奪い合いはすさまじく」
についても、顕正会→創価学会は、全くないとは言い切れませんが、かなり稀なケースでしょう。
むしろ、創価学会→顕正会の流れの方が多く確認されており、
そこら辺の理由などを詳細に語り出すと、非常に長くなるので、過去記事を参照にして頂ければと思います↓
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今井絵理子の親族とは誰だ?
閑話休題。
そうそう、今井絵理子でした。
実際にその親族が誰か?は気になりますよね~。
一親等?二親等?
彼女には、兄と姉がいるようですが、まさかね…。
ただ、ひとつ言えるのは、「入信しただけ」なのか、「活動者」であったのか、
その違いは大きく、その点、報道するからには明瞭にすべきでした。
「入信」だけなら、まぁ、良くそこら辺に転がってる話ですからね。
まして、沖縄県における顕正会の布教事情というのは、全体から見れば、そこそこ活況な方でしょうから、
誘いを断り切れず、義理で入信というのは、そう珍しい話ではないし、あえて取り沙汰するような重大事ではないでしょう。
現時点で、公式ブログやTwitterを閲覧する限りにおいては、
今回の騒動についての釈明の意思は見られませんが、
問題として浮上してくるくらいですから、少なからず活動していた可能性は高いのかもしれません。
ただし、決して「今井絵理子本人」が顕正会員であったというわけではありませんから、
あくまで、そこんとこ誤解の無きよう。
(追記。以下のコメント欄にて、関係者による有力な情報提供有り。)
自分は沖縄で活動してたのですが、事実です。
一応自分がいたころには副長でした。
両親は早い段階で離婚していますが、母親がアル中で病院通いの時に息子である今井副長に折伏を受け救われたという体験発表が顕正新聞にも載ってましたし、他の組織でも「彼は今井絵理子の兄貴だよ」と新人にはもってこいのネタにされてかなりの有名人でした。
今井絵理子自体は入信してるかどうかは謎ですが、活動はしてません。
そして活動状況ですが、僕は組織が違っていて面識もほとんどありませんが、成果はトップクラスだったのは覚えています。
今でも活躍しているのか、役職はどれぐらいなのかは知らないですが、少なくともかなりのめり込んでたのは事実です。