活動家顕正会員の中に「芸能人」と呼べるような人は恐らくいません。
顕正会は現在、公称会員数「200万人以上」と謳っているので、
「それほど会員がいれば、中には有名な芸能人の1人や2人くらいいるだろう」
と、思われる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、この会員総数には以下のようなものが含まれています↓
・入信の「虚偽報告」。(※入信報告書の偽造)
・入信者の重複。
・既に亡き会員。
・除名になった元会員。(例えば私です)
つまり、架空の数字なんですね。
積極的に行事に参加したり、自発的に勧誘を行う活動家の会員の実数というのは、「数万人程度」と見て良いと思います。
(※参照リンク 【顕正会の「会員数」について。捏造された「200万」。】)
とはいえ、あのオ◯ムの信者でさえ芸能人がいたと言われていますし、私もこのような記事を書くに当たって何の調査も行なっていないわけではありません。
顕正会で発行している機関紙「顕正新聞」。
それから過去に発行していた機関紙「冨士」(現在は廃刊)。
これらのほぼ全てのバックナンバーをこの目で確認しました。(顕正会の公式な情報材料といえばこれらのものくらいしか存在しませんので)
しかし、結論として、
「良くテレビで見かけるような」
あるいは、
「世間に広く認知されているような」
一般的に言う芸能人や著名人が紹介された記事を見つけることはできませんでした。
幹部会員だった現役7年間にも、確かな情報は一切耳にしていません。
もしかしたら「一応過去に入信はしているが、活動はしていない」という芸能人の方がおられるのかもしれませんが、特定の本部職員以外の人間が会員名簿を閲覧することはできませんから、確認のしようがありません。
もし確認できたとして、
仮に、そのご本人に「あなたは顕正会員ですか?」と訊ねてみたとしても、
恐らくその方は自分が「顕正会員」であることを否定するでしょう。
(つまりお付き合い程度に入信だけしたが全く活動は行なっていないというパターン)
現役の会員達の中では「木○拓○さん」などが良く話題に上がっていましたが、これは勿論「デマ」です。
ちなみに、
「経済ジャーナリスト」
「アニメの声優」(名探偵コナンの声優)
「シンガーソングライター」(盲目の)
「プロドラマー」
これらは、僕が現役の頃に「登壇発表」で実際に聞いたものですが、いずれの方々もとっくの昔に転職してしまっているようです。
それでも読者の方々の中には、
「表には出ていないだけで実は隠れて居るのではないか?」
と、思われる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、確認云々以前に、顕正会の持つ「体質」や「思想」を鑑みれば、芸能活動と信仰活動を両立などという離れ業は到底考えられないことを納得していただけるでしょう。
では以下、その彼らの体質や思想について解説をしつつ、顕正会の芸能人がいないと思われる根拠を「4つ」挙げてみたいと思います。
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世間との深い溝
「入信強要」などの事件が、度々ニュース沙汰され、公安警察にも目をつけられている顕正会は、世間から極めて冷たい視線が向けられています。
(※参照リンク↓)
【顕正会の事件簿まとめ「総数42連発」。「ワースト3」は!?】
直近の事件はこちら↓
有名になるということは、つまり大衆から支持を得るということであり、
言い換えれば、その能力や才能が高く評価され、「世間から認められる」ということです。
しかし、そもそも顕正会に籍を置き、活動に熱中するような人格の者が、果たして社会から認められるでしょうか?
以下は、Wikipediaより、「公安調査庁」の国内対象について書かれた箇所です↓
日本国内に関しては、旧オウム真理教(現Aleph、ひかりの輪)、顕正会、犯罪組織(暴力団)…
公安警察からマークされ、世間から危険視されるような団体の看板をしょって、
普通に考えれば芸能活動などできませんよね。
浅井会長は世間の名利が大嫌い
顕正会の浅井会長は、「顕正会は世間の名利は一切求めない」と常日頃から明言しており、
浅井会長を「無二の師匠」と仰ぐ会員たちもまた、この考えに感化され、同調しています。
お金持ちや有名になることよりも、周りの一人でも多くの人を顕正会に入信させることに自己価値や喜びを見出しているのです。
そもそも、顕正会にもし能力や才能がある有名な方が入信してきたとしても、
その後、顕正会の活動を熱心に行うならば、本来自分の才能を伸ばしたり、仕事に費やす時間の大部分が会の活動として消化されてしまいますね。
顕正会の活動を愚直にこなすと時間がいくらあっても足りません。最低でも勤行(お祈りタイム)で毎日1時間、月に1,2回は会館で行われるビデオ放映で2時間、日曜日は丸1日に潰れてしまいます。
こうして活動に精を出しているうちにいつの間にか会のマインドコントロールのドツボにハマり、
そのうち「仕事で成功すること」よりも、
「顕正会で如何に多くの功徳(善行)を積めるか」とか、
「近い将来、経済が崩壊する」などという、会長の「予言」を本気で信じるようになります。
会の世界観にどっぷり浸かってしまった信者は、俗世間に対する興味、関心が薄れていくのです。
やがては自分がお金持ち、あるいは有名人であることや、それを維持するために時間や労力を費やすことに、「虚無感」や「羞恥心」すら覚えるようになっていくでしょう。
つまり、顕正会の活動家と、世間一般とでは人生のベクトルが大きく異なります。
彼らは世間からもてはやされるような華やかな世界を忌み嫌い、清貧を是としているわけです。
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芸能界=創価学会員の巣窟
顕正会の芸能人でググっても全然ヒットしませんが、創価学会在籍の芸能人についてはネット上で多くの情報を確認することが出来ます。
顕正会と創価学会、
実は両者は反目の関係にあります。
とはいえ、そもそも組織の規模に大きな開きがありますので、
創価学会にしてみれば、顕正会の瑣末な動向など、歯牙にもかけないでしょう。
しかし、顕正会側は創価学会の会員を積極的に取り込もうと盛んにアプローチしており、実際に移籍の流れというのも散見されます。
ただし。芸能界に関しては、創価学会の方が圧倒的に優勢です。
メディアに幅を利かせている創価学会は、テレビ番組の出演の枠を席巻しています。
もし、そのような中に顕正会員が存在していたら、あっという間に干され、業界から引きずり降ろされてしまうのがオチでしょう。
その意味で、顕正会員の芸能界への参入というのは、かなり無理があると考えられます。
当記事を執筆してより既に4年以上も現役会員から明確な反論がない
最後にご紹介する根拠は、個人的には最も強力な裏付けだと思っております。
それは、この記事を最初に執筆したのが2015年3月14日であり、既に4年と4ヶ月も経過しているにも関わらず(現在2019/7/11時点)、その間現役の顕正会員から明確な反論が全くなかったという事実です。
もともとこちらの記事のタイトルは「顕正会に芸能人や有名人がいないと思われる「3つ」の根拠。」でしたが、
つい2ヶ月前に、当記事のコピーと思われる記事が複数(7つ程)のまとめサイトにて作成されていたということもあり(サイト名伏せますが)、
もし顕正会を代表する有名人が本当にいたのなら、ネット上の数々のサイトでのウソ言われ放題という現状を黙って放置しておくはずもなく、現役会員から何かしらのリアクションがあっても良いものと考えています。
彼らはキチンとした根拠さえあれば正々堂々とデマや不正に対して正す行動に出ることを、元現役会員である私は良く知っています。
日蓮の遺文以下のようなものがあります。
各各獅子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ、獅子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし
(聖人御難事)
日蓮は自身の得た悟りこそ唯一無二の正しい教えと確信し、世にはびこる「間違った教え」を片っ端から指弾していったのでした。
自身の身を顧みることなく、間違いを強く責め、ただ「正しい事実を広める」活動理念は日蓮の生涯で一貫しており、上記の遺文はそういった同様の心構えを持って信心すべきことを門下(弟子や檀家)に対して戒めた一節です。
また、一般会員から見た会長の浅井氏は上記の訓戒をまさにこの現代で体現している存在であり、自分たちもそのようにありたいと強く願い、精進するつもりで日々励んでいるわけです。
そこで、繰り返しになりますが、もし本当に会に活動家の有名人がいたとして、
日蓮を信仰対象とし、浅井氏を師匠とする、そんな彼らが、このような情報を知っておきながらいつまでも放っておくでしょうか?
それに私としても、もし本当に誰もが知っているような有名人が真剣に会員として活動しているという事実と確証があり、そのことを知ったならばこの記事は修正、あるいは消去するつもりです。
顕正会員の気質を鑑みれば、彼らがこのような長期間にわたってこの記事に対して確証を伴う反論を行えないこと自体が、芸能人の活動家がいない第一の根拠であると考えています。
まとめ。
ここまで挙げたまず3つの理由
・顕正会に対する世間からの「辛辣な評価」。
・世間的な成功より、信仰活動を優先的に考える「信条」。
・芸能界を席巻する創価学会との「反目関係」。
これらをひっくるめて考えるならば、「芸能活動」と「顕正会の活動」は到底「両立できるようなものではありません」。
それから最後の、
・長期間にわたり当記事に対して確証を伴った反論ができない。
を含め全部で4つ。
以上、元信者の僕が「顕正会に芸能人がいない」と思う根拠についてのお話でした。
併せてこちらの記事もどうぞ↓
22年前に男子部3隊で富高総師隊長の下にて、創価学会撲滅部隊として動いいた者です。
また20 年前に脱会していますが、現在も会員のままでしょう。
芸能人といえば、B’zのベースが男子部3 隊に所属していました。
以上。