宇都宮にある大谷寺というところへ行ってきました。
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近辺は「大谷石」だらけ。
お寺のバックとなっている巨大な岩壁は全て「大谷石」と呼ばれるもの。
この近辺は「大谷石」の産地となっていまして、「大谷石」で作られた施設を多く目にすることができます。
公民館も「大谷石」。ゴミステーションも「大谷石」。
右も左も「大谷石」だらけです。
本尊の「千手観音」と「三体の石像」は絶対見るべし!
撮影禁止なので、画像はありませんが、実物を見ると、その迫力に圧倒されます。
まず写真で見える本堂の中に、千手観音。こちらは検索をかければ画像がヒットするのでウェブ上にてその尊容を確認することができますが、
奥へ進んだところに鎮座する岩壁に直接彫られた三体の仏と脇侍の菩薩の彫刻は圧巻です。
それぞれ釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊。
石仏についてあまり詳しい方ではないので、難しい評論はできかねますが、
間違いなく「ぶったまげます。」
見ておいて損はないです。
日光東照宮へ行かれる予定の方は、宇都宮方面から向かう際に寄れる位置なので、是非立ち寄ってみて下さい。
山門。
すごい岩山です。全て大谷石。
本堂上の岩壁のズーム。
三体の彫刻が安置されているお堂を出ると、見事な庭園が広がっている。
巨大な白ヘビ。触るとご利益があるらしいが、そんなのはどうだっていい。
僕が訪れたときには、もみじがほんのり赤みがかっていました。
もう秋ですね。
庭園より、更に奥へ進むと、名勝御止山(おとめやま)
確かに赤松が沢山立ってます。
シダもボーボー。
次に順路となるのが、「宝物館」
この中も勿論撮影禁止なため、画像はありませんが、
この地で発掘された、縄文時代の土器などが展示されています。
千手観音の拝観する際に購入したチケットを見せれば入れてくれます。
ここでもっとも驚かされたのは、「縄文人の人骨」です。
体のパーツがはっきりと残っています。まるで今にも動き出しそうな感じ。
そのまま歩いて、平和観音と採掘場まで行けます。
巨大な大谷石の岩壁の間をくぐりぬけていきます。
大谷石の表面。
ボッコボコです。
これが平和観音だ!
でかーーーい!
これが平和観音です。
説明書きが記されています。
「世界平和を祈念するために彫刻された」と書かれています。
ついに安保法制が可決されてしまいましたね。
観音様、どうか世界を戦争の惨事からお救い下さい。
ところで、これ気付く方は少ないかもしれませんが、
平和観音の手の平の上にちょこっと草が生えています。
何か不思議な力が働いているんでしょうかね?
まさかわざわざ誰かがあそこまで登って植えたわけじゃあるまいし‥。
大谷石の親子カエル。
この先に大谷石の採掘場があったようなんですが、
生憎、ここで引き返してしまいました。
もう一度言いますが、宇都宮方面から日光東照宮へ観光へ行かれる方。
途中、大谷寺に寄ってみることを強くオススメします。
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