最近の顕正会では組織がやたらと細分化されていて、何が何だかワケが分からなくなってきています。
上意下達の仕組みを徹底したいのでしょうが、あまりカテゴリー分けすると、かえって分かり辛くなり本末転倒です。
「僕、組長です。」「副長です。」とか言われても、その会の中で一体どのくらい「エラい」んだかがさっぱり分かりませんよね。
今回は、その極めて雑多でややこしい顕正会組織の「役職名」とその「構成」ついて簡単にご説明したいと思います。
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Index
「男子部」における役職名と構造。
顕正会では、男子部で見た場合、「役職無し」→「組長」→「班長」→「副長」→「支隊長」→「総支隊長補」→「総支隊長」→「隊幹事」→「隊長」→「部幹事」→「部長」→「総男子部長」といった具合に役職が上がっていきます。
組長辞令は各部長から下されますが、「班長」以上になると、形式上、辞令は浅井会長から下されることになり、実質「幹部」としての登用となります。
その班長が数名集まった小規模組織をまとめて「支隊」と称し、その全体を「支隊長」が統括します。
支隊が数個集まると、「隊」として編成され、「隊長」が各支隊員全てを統括します。
「支隊」は「佐藤支隊」「鈴木支隊」といったように、組織の名称に支隊長の「苗字」をつけて呼ばれています。
ここで理解が難しいのが「総支隊」や「総支隊長補」という概念。
これについては、例を挙げながら説明したいと思います。
「総支隊長」「総支隊長補」って何?
基本的に「支隊」はそれぞれ単独で組織されていますが、ところによっては隊の中で「隊長」の補佐、あるいは新しく分裂する「隊」の候補的な意味合いで「総支隊」という2~3箇支隊ほどの枠組みが設けられます。
まず「A隊」があるとしましょう。
「A隊」の中には「B支隊」「C支隊」「D支隊」「E支隊」の合計4個支隊で編成されています。
「B支隊」「C支隊」はそれぞれ単独で存在していますが、元々「E支隊長」は「D支隊」の一員で、その時はまだ「E班」でした。
「E班」は勧誘活動を頑張り、やがて「班長」を何人か輩出するに至ったので、「E班長」は「E支隊長」に昇格し、「E支隊」が編成されることになります。
この「E支隊」は、「D支隊」から分裂してできたわけですから「D支隊」の「系列組織」ということになります。
そこで、「D支隊長」は「D支隊」の支隊員に加えて、系列である「E支隊員」の面倒も見れるように、「総支隊長補」という役職が与えられるのです。
ごちゃごちゃしてて分かり辛いですよねw
打合せが長い‥。
集会が行われる際には、会終了後に自分が所属する組織の「長」のお話を聞かなければなりません。
これが「打合せ」と称されるものです。
先に説明した「E支隊員」の場合ですと、
まず「A隊長」の話を聞き、
続いて「D支隊長」の下に集まって「D支隊長」の話を聞いた後、
「E支隊長」の下に集まって「E支隊長」の話を聞かなければならないのです。
「浅井先生はですね~、〇〇△△‥」
と、判で押したような内容が何度も繰り返されるため、非常に退屈です。
「早く帰りたい!」という逸る気持ちをグッとこらえて、ただ時間の経過を待つしかありません。
あまり組織が細々していると、上長が何人も存在するので、とても煩わしいのです。
支隊から総支隊。そして「隊」へ。
更に布教が進んで、「E支隊長」が「F支隊長」を輩出すると、「D系列」が徐々に「隊」の規模に近づいてきたということで、
一旦、「D総支隊」なるものが組織されます。
「D支隊長」は「総支隊長補」の時は、「E支隊」の面倒を見れるというだけで、「E支隊」がいくら成果を上げても「D支隊」とは別の成果として数えられてしまっていましたが、
「D総支隊」となると、「D総支隊」として「D・E・F支隊」の合計数が「D総支隊長」の成果として認められるようになります。
そのまま順調に拡大していけば、やがて「隊」が結成され、「Dさん」は「隊長」となります。
「副長」も同じ原理です。
「A班長」が「B班」を輩出すると、「Aさん」は副長となり、「B班」は「A系列の班」となります。
更に「Bさん」が「C班」「D班」と輩出していくと「A支隊」が結成されます。
ちなみに「隊長」にもなれば、総幹部会の檀上にて、直接浅井会長から辞令が手渡されるので、これは彼らにとって大変名誉なことなのです。
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女子部、婦人部の場合。
女子、婦人部の場合、副長から上の役職の呼び名が変わります。
支隊長相当する役職が「総班長」。組織は総班長の苗字をとって「〇〇総班」と呼ばれます。
この「総班」から上の役職の呼び名が、女子部と婦人部で分かれます。
女子部の場合、「総支隊長補」に相当するのが「支区長補」。
「総支隊長」に相当するのが「支区長」となります。
婦人部の場合、「総支隊長補」に相当するのが「支部長補」。(すみませんこれは実在するかわかりません‥)
「総支隊長」に相当するのが「支部長」となります。
また、「隊」に相当するのが、女子では「区」となり、婦人では「支区」となります。
女子部は「10区」「59区」といったように数字が付けられますが、
婦人部の場合ですと、数字ではなく、「前橋支区」「高崎支区」といったように、「地名」が付けられます。
最近は、「部」を統合した「地方部長」なんてのも存在するようですが、
ここまでくると、もうついていけません。
入信の儀式「入信勤行」は副長から。
「副長」から「入信勤行」を執行する権限が与えられます。
といっても、ただ入信者と紹介者の前に出て「勤行」をし、「入信のしおり」を読み上げるだけです。
近辺に顕正会館の無い地方などでは、顕正会員のお宅を入信勤行の場として提供する「自宅拠点」が点在していますが、
班長が折伏(勧誘)を成就させたとしても、班長自身は「入信勤行」を執り行うことができないため、
急ぎ、副長以上の幹部会員が呼ばれることとなります。
支隊長は色々と忙しかったりするので、副長は支隊長の手となり足となりで大忙しです。
班長くらいなら、日曜日家で休んでいても支隊の活動にさほど支障ありませんが、
副長以上ともなれば大変です。
参謀はどうした?
そういえば、昔「参謀」なんてのがあったようですね。
西郷隆盛みたいですね。軍隊かよという感じです。
創価学会にもそんなものがあったみたいです。
顕正会は創価学会の模倣だから仕方ないですね。
もういい加減そのようなものはなくなったようですが、
イマドキ「参謀」なんていってたら、アナクロもいいとこですよね。
ということで、「隊」もそろそろお止めになった方が良いかと思われます。
あと、「ビデオ放映」も古臭いので、改称することをオススメします。
最後話がそれましたが、以上、役職名と組織構成のお話でした。
こんにちは。突然のコメントすみません!顕正会の役職、組織の細分化の目的の一つには、顕正会そのモノが会員に対して、あたかも伸びている、前進しているように見せかけている節が有ります。私は男子部に在籍しておりましたが、昨年9月の男子五万大会前に「男子部班長会の全体の結集は、数年間15000…16000から伸びていない‥」と部長クラスが、まるで「どうやって50000を集めるんだ?」と言いたかったのでしょう!ボヤいていました(笑)