顕正会員が入信強要・刑事事件を引き起こす「心理的要因」とは。

人は「権威者」がいるとき、その人に行動の責任をあずけて、命令に自動的に服従しやすくなる。ミルグラムは、人が権威に盲目的に従ってしまう姿を、非常にセンセーショナルな実験で証明してみせた

(マインドコントロールとは何か 104項より)

この実験結果は大変興味深いものですが、少々説明が長いため、簡潔に概略をまとめてみます。

・被験者は20~50歳の善良なる代表的アメリカ人男性296人

・実験は2人ペアで行われ、片方は「教師役」でもう片方は「生徒役」。生徒をイスに縛り付け、教師が出す問題に対し生徒が答えるというもの。もし生徒が間違った回答をした場合、白衣を着た権威のある専門家が、電気ショックで罰を与えるよう教師に命じる。

・実は生徒役は「実験者側」で、教師役が「被験者」。役はくじで決められるが被験者は必ず教師役となるように細工されている。勿論、被験者はこのことを知らない。ちなみに被験者には実験の名目を「記憶に及ぼす罰の効果」と説明。

・電気ショック装置は15~450ボルトまでの15ボルト間隔で30段階に設定され、与えるショックは徐々に引き上げられる。高い電流値には「危険、強烈なショック」と表記するとともに、予め被験者には45ボルトのショックを実際に体験させて、本物であることを信じさせておく。

・被験者が躊躇した場合、専門家は「迷うことはありません続けて下さい」と告げるが、それでも被験者がそれを拒んだ時点で実験は終了。

勿論、実験では本物の電気ショックが与えられたわけではなく、生徒役は、「うっ」とか「痛い」と言って迫真の演技をします。

さて、どのような結果になったと思いますか?ちなみにミルグラムは実験に先立ち、精神科医40人にこの実験結果の予想を立てさせました。

彼らの予想では、被験者は150ボルトまでにやめるだろうし、1000人に1人くらいは450ボルトまでやるかもしれないと考えられていました。

ところが、実験の結果は予想をはるかに超えました。

なんと60%以上の人が最高の450ボルトのレバーを上げるに至ったそうです。

実験終了後、被験者に面接をして、なぜそうしたのかと訊ねると、

「私はあなたに命令されただけだ、私のせいではない」

などと答えたそうです。

この実験結果が示唆しているのは、

「人間は、たとえ非人道的な行為であったとしても、権威者の命令には服従してしまう性質がある」

ということです。

顕正会で問題視される具体的な非人道的行為と言えば、「入信強要」ですね。

彼らが「過激な行動」を引き起こしてしまう原因を上記の「権威性」と紐づけて探ってみたいと思います。

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度重なる入信強要。彼らの目から見た世界観とは。

顕正会員が過激な行動を引き起こす心理的な要因として、一つは「勧誘ノルマ達成に対する焦燥感」が考えられますが、

もう一つ、

会員達が、「仏・諸天の守護」をもたらす「リーダーの権威」を強く信じることで、自分達もまるで「権威」を得たかのように錯覚していることが考えられます。

彼らにとっての「リーダー」は「仏の代弁者」であり、勧誘行為は「リーダーの代任」です。

「リーダーの代任」であれば、それを行う会員達も同様に、リーダーの権威によって、仏・諸天の守護を直接的に享受できることになります。

結果、彼らの「仏・諸天の権威を得た」という強い思い込みは、相手を見下した態度や、本来尊重すべき人権の無視といった、傲慢な人格として表れてしまっているように思えます。

また、彼らの中で「リーダー」とは、要するに「全日本人のリーダー」です。

どういうことかというと、顕正会では、あと数年、もしくは十数年で、「全日本人が顕正会員になる」と固く信じられています。

全日本人のリーダーなのだから、まだ顕正会に入会していない人に対しても、皆、近い将来浅井会長を「リーダー」として崇めるようになるのだと、彼らは本気で思い込んでいます。

その「将来のリーダー、全日本人の統率者」に従わない方が低劣で愚かな存在だ。それに比べ我々は先んじてリーダーの下に集う高貴な存在であり、同時に全日本人に対し、顕正会の入信へと導く強制力さえ持ちうる「権威」がある。

このような、ある意味で「選民思想的な自意識」「宗教的な権威」が、勧誘対象者に対する乱暴な物言いや、強引な勧誘行為として表れているのだと思います。

(※参照リンク↓)

世界遺産を破壊しまくる「IS」。程度の差はあれども顕正会とて同様だ。

彼らは顕正会に染まるにつれて、同時に俗世間を見下す傲慢な人格が形成されていく傾向があります。

「権威」の名の下に「他力」を得たような強い錯覚が、彼らの理性を狂わせているのです。

顕正会では、会員が浅井会長に対し「宗教指導における権威者」「全日本人の統率者」と深く信じ込むよう、指導の中にも巧妙な心理操作が組み込まれているように思えます。

このようなマインドコントロールと考えられるテクニックを行使し、顕正会は今でも会員の拡大を続けているのです。

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